2017.4.10
先週の金曜日と土曜日は、双子の中学の入学式だった。
初日は、自由人の双子A。
フランスと日本の国旗が壇上に掲げられ、
制服はフランスの士官学校がモデル。
校長先生が、「紳士たれ!」とスピーチするような校風の学校。
ママ達の顔面偏差値が、高い・・(汗)。キラキラ感、満載です。
2日目は、慎重派の双子B。
体育館での入学式は、実質的で地に足がついた感じ。
武蔵野の自然の中で、飾らず素朴にのびのびと!
そんな自由闊達な校風の学校。
こんなに学校によって、校風って違うもんなのね・・。
そこが、「ほんと、面白い!」と、感じている。
それぞれの学校の「ママ・プレイ」を楽しむ所存。
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さて。
「下の子を中学生」として学校に送りだした本日、
子育てがひと段落した感じがある。
長男(高校2年生)を育ててみて感じていることは、
中学生になったら(特に男の子は)、
よっぽど意識しておかないと
子どもが与えてくれる愛情以上の、
真摯な愛情を、私は体験したことがない。
(私が恋愛体質ではないからなのか???)
だからこそ、温かい寝床のような、このヌクヌクとした場所から
抜け出ることは、かなり勇気と気力がいるんだろうなぁと感じている。
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先日、四国に住む友達が送ってくれた本(瞑想の本)の中に、
という言葉を見つけて、ふと、「コレ、今の私に必要な言葉だ」と感じた。
言葉自体は、五木寛之さんの「林住期」がベストセラーになった時に知った。
曰く。
古代インドでは、人生を四つの時期に分けて考えたという。
「学生期(がくしょうき)」
「家住期(かじゅうき)」
「林住期(りんじゅうき)」
「遊行期(ゆぎょうき)」
五木さんは、
と言っている。
いわば、「林住期」とは、社会人の務めを終えたあと、
すべての人が迎える、もっとも輝かしい「第三の人生」のことである、と。
上記の本の初版(2008年)が出た頃は、「ふ~ん・・・」と思っていたけれど、
気がつけば、私も48歳。
五木さんの言葉 が身に沁みたので、一部、抜粋しておく。
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それまでは、あまりの忙しさに考える余裕もなかったに違いない。
林住期にさしかかった人は、
自分を見つめるだけではいけない。
林住期は相手をみつめ、全人間的にそれを理解し、受け入れる時期でもある。
学生期のあいだは恋愛中心だ。
家住期になれば夫婦の愛をはぐくむ。
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主婦の毎日は、そりゃー慌ただしい。
そんな日々に流されることなく(流されちゃうことも多いだろうけどさぁ)
どうか。
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