麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

ホテル オークラの新館がスゴかった件

2019.11.14

昨日のブログの終わりに、

音楽のある展覧会に行ってみようかな・・・。

って書いたやつに行ってきました。

 

【有言実行のアテクシ】

 

パートリーダーのイズミさんから、

ブラームスやマーラーの直筆譜面があるよと

聞いて、一目見たくて、行ったのです。

 

直筆譜面見たー。

 

 

本当に生きてたんだぁ、って感動した。

トルストイが。

「芸術とは、自分が感じたことを

何等かの符号を使って他者に伝えるものである」

みたいなことを書いていたが。

 

何十年も昔に。

ブラームスやマーラーから発信されたナニカを

楽器を弾くことで、私は確かに受信している。

 

そのヒンヤリとした事実の手触りに感動した。

 

から~の。

 

【オークラ新館のロビー】

 

オークラが建て替わたって聞いてから、

初めて行ったらば。

 

新館も『オークラの雰囲気そのまんま』で

超・嬉しくなった件。

 

そこには、こんな美学があるよーです。

 

【オークラの美の源泉】より抜粋

 

喜七郎が描く国際的なホテルとは、

それまでに見受けられた欧米の模倣を脱し、

機能的にすぐれていることはもちろん

日本の、風土や伝統、

文化を醸すものであった。

 

さらに装飾においては

豪華絢爛さではなく、清楚にして優雅さを

追求する、他に類を見ないものとした

 

【その説明】

 

なるほろー。

 

たとえば。

トイレの壁や椅子の色とか、

「昭和」という言葉が思い浮かぶ感じなんです。

 

だから、絶対に新館になったら、

そういうのはなくなると思ったが、

そのまんま。

 

つまり、アレは、敢えて。

なんだですねー。

 

オークラすごい!!! って、思った。