麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

「中途半端」と「両立」の相性は良い

2019.11.15

昨日は、女性誌で働いていた時代の

仕事仲間とランチをした。

 

一人は脚本家、一人は女性誌のライター、

そして、私の3人。

 

共通しているのは、法律婚をした相手の子供を産み

その子供の父親と、家庭生活を営んでいる、という点。

 

こう書くと、ややこしい感じがするけれど、

ザックリ言えば、一般的な結婚生活をしているってこと。

 

マスコミ業界は、一般的な家庭生活を

営んでいる人の方が、少ないと思う。(当社比)

 

未婚、×がついた独身、子供がいない夫婦、

子供がいるシングル、未婚のシングルマザー

事実婚、ステップファミリー、LGBTカップル、

卒婚・・などなど。

 

「未来の家族のカタチ」を生きている人が

多い業界なんだと感じる。

 

で。

 

我々3人は、良くも悪くも中途半端なんだよね、という

話になって、本当にそうだなと思った。

 

仕事も中途半端、家庭人としても中途半端

だから、両立しているっていうね。。。

 

そんな結論になり、なるほどな~って思った。

 

そのうちの一人が

「子供の中学受験と介護で、ここ数年、まっとうに暮らし過ぎて

だんだん、つまらない人になってきた気がする」と言っていて。

 

言っている意味、なんか、ちょっと、わかる・・。

 

マスコミ業界に入った時に、編集者さんから

言われた言葉を思い出したからだ。

 

この業界、真面目なだけじゃ、

やっていけないから。

 

遊びの部分、すごく大事だから。

あなたは、真面目だから、とりわけ心しておいて。

 

ヒュー、格好いい!

うん、でも、まあ、本当に、そうなんだよね・・。

 

ちゃんとしていることって、ちっとも偉くない。

正しいことって、ちっとも偉くない。

 

そんな業界で仕事をしているということを

思い出した一日でした。