2021.2.2
質問してくれたのは、年上の専門職(士業)の女性、Aさんだった。
遺贈っていうのは、ザックリいえば、
自分が死んだ時に余ったお金を誰に贈るのか?
その贈り先の話である。
それは、老後資金の取材の場だったのだが、
あまりに、「斜め上の質問」すぎて、驚いた。
だって、老後資金というのは、
最後まで足りるようにするには、どうしたらいいか? が、論点で。
余ったお金の贈り先。なんて、考えてみたことも
なかったから。
その昔。まだ、私が40代になったか、ならなかったかの頃。
あの時の私にとっては、「定年」という言葉は、
自分の人生に引き寄せて考えるには、あまりにも遠かった。
私はその時、子育て真っ盛りで、Aさんは、質問してくれた、その日
「男の子3人なんて、楽しいわね。坊ちゃんたちに」と、
ソーセージをたっぷり持って、わが家に遊びにきてくれていた。
でも、あの日、Aさんが質問してくれたことをキッカケに
私は、「定年」というものに興味を持ちだし、シニアライフについて
考えるようになったんだと思う。
前置きが長くなりましたが。
下記を読んで、Aさんからの「遺贈」の質問を思い出した。
文中より抜粋+++
+++
Aさん曰く、独身のまま人生を終える女性は、
「お金が残ってしまう」ことが往々にしてあるらしい。
そうなると、甥っ子の嫁。みたいな人にお金が渡ることもあり
それは、「顔を見たこともない人」だったりするらしい。
なんか、引っかかった。 心しておこうっと!
2月4日追記:これも拾ったので、貼り付けておきます。