麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

夏休みの贅沢 ~桃と梨と葡萄~

2023.8.17

まんま、それ

夏休みの贅沢。とタイトルを打った後、「期待値上げすぎも、怖いな」と思い、贅沢の内容をタイトルに盛り込んでみました。

息子3人が不在

ここ5日ほど、息子が3人とも、不在です。

長男は独立しているので、そもそもいない。次男は、免許合宿。そして、三男も、アメフト部の合宿で5日ほど不在。

別格に家事が楽!!!です。

お弁当が終わったし、大学生だから、不定期にしか家にいないし。

そう思っていたけれど、「不在」と「不定期にいる」では、食事の準備の負担感は、雲泥の差でした。

「食べようと思っていたもの」が、「ある」幸せ

それに。

食べようと思っていた果物が、冷蔵庫に残っている。

食べようと思っていたお菓子が、食べられていない。

食べようと思っていた〇〇が・・って・・・。

永遠に食べ物の話になりそうな件。

ありとあらゆるものが、食べてられてしまうので、「食料の補充」というのは、心理的負荷の高いミッションだった。それに、気がついた。

洗濯や掃除も楽

アメフトとバレーボールをやっている男子2名がいると、洗濯物も多い。

夫婦だけだと、洗濯機、毎日回さなくてもいい? くらいの量。(回していたけれど)

当然のことながら、干すのも楽。

そして、家も散らからないし、そもそも汚れもしない。

夫と語らう時間

フルーツプレートを食べながら夫と語らう

夫が、会社帰りに「子供達がいないから、食べられる心配がない。だから、果物をたくさん贅沢して買ってきた」というのが、冒頭の写真でして。

フルーツプレートを囲み、「楽だね~!」と夫と語らう。どんだけ?

牛時代の夜明け

8年前(2015年)、私は、こんなことを書いている。

双子がセカンドスクールに行っている。(6月8日日記参照)

双子がセカンドスクールに出発すると同時に、

私も近場に2泊3日の旅行に出ていた。

旅行から戻ってきて、夫、私、長男で食卓を囲んだ時のこと。

「何、コレ!?」というほど、手持ち無沙汰感が漂っている。

わちゃわちゃと空気を引っ掻き回す双子がいると、

賑やかな食卓も

大人が3人なので、シーン・・みたいな。

誰からともなく、寂しいね、という言葉が口をつく。

「双子が中学生になったら、犬か猫を飼わないと、寂しいね」と、私。

でも、それが解決法なのか!? とも思う。

長男が生まれた15年前から、我が家には、ずーっと「こども」がいた。

「こども」がいなくなるからと、動物を飼えば済む話なのだろうか?

もちろん、手持無沙汰感は紛れるだろうけれど、

それでいいのか???

昔、「負け犬の遠吠え」という本が流行ったが、

あの本の一節に、

「子どもを産んだ友達は、もはや”人生の意味”とか、

そういった繊細なことを考える必要もなくなっている」

的なことがあったが、深く賛同する。

だって、それどころじゃないもん!

この15年間、私は牛だった。

イメージとしては、沖縄旅行に行った時に、牛車引いてくれていた牛。

黙々と歩を前に出すだけの日々。

一個人、大げさに言えば人間としてのブレーカーの大半はOFFにして

子育てに集約していた15年間。

今回の双子不在で、牛時代の夜明け、の予感した。

あと3~4年もすれば、「家の中は全員大人」な空気になる。

その時に、私は何をしようか?

もう一度、人生の意味とか考え始めてみようか。

あれから8年。真剣に人生の意味とか再考し始めている。

牛時代の夜明け本文は、コチラ。