2024.4.22
花まるエレメンタリースクール、通称「花メン」の通い取材が本日からスタートする。そんな日の覚書。
花まるエレメンタリースクールは、「メシが食える大人に育てる」花まる学習会が運営するフリースクール。これからの時代に必要な力を”体験”を通して”五感”を使って身に付ける。不登校の子、不登校でなくても才能を伸ばす新たな学びの場を探している子が通っている。HPは、コチラ。インスタグラムは、コチラ。
目次
今、全国的に不登校が増えている。
この不登校の増加を受けて、文部科学省は、「学びの多様化学校」の整備を進めている。
「学びの多様化学校」は、いわゆる昔で言うところの、「不登校特例校」のことだ。
小中高を含め2027年までに全都道府県への設置、将来的には300校の設置を予定している。
「学びの多様化学校」が増えていくにあたり、学校に通えなかった子の「特別な教育的ニーズ」の言語化が必要だと私は考えている。
「特別な教育的ニーズ」という言葉の認知度は、どれくらいだろうか。
下記の図は、小学校の35人学級の中に、「特別な教育的ニーズ」を持つ子がどれくらいいるのか? を理解するのに役立つ。
発達障害 : 2.7人
ギフテッド : 0.8人 (政府は「特異な才能のある子供」という言葉を使う)
不登校・不登校傾向の子 : 4.1人
これらの子供たちに対しては、一斉指導だけでは不十分である。特性に応じた「特別な教育的ニーズ」がある子供たちがいるという感覚は、教育現場に広がりつつある。
ちなみに、私は「不登校」という言葉は使わず、「学校に通えなかった子」という言葉を使うようにしている。
不登校というと、まるで本人に問題があるようではないか!! 学校に通えない子供たちと数多く接してきて感じることは、本人には、何の問題もない。
ただ単に、通っていた学校との相性のミスマッチが起こっているだけなんだと思う。
花メンのグラパ(ブログの最後に記事をつけておきます)を見て、子供たちの「蘇生」ぶりに驚いた。
花まるエレメンタリースクールには「学校に通えなかった子への特別な教育的ニーズ」の智慧が詰まっている予感がしたのだ。
そんな訳で、「通い取材」を申し込んでみた。
なぜ、通い取材なのか?
以下は、花まる学習会の広報の方にお送りした企画書である。
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花メンについては、「1回取材をして、そのお話をまとめる」という形式での取材に
限界を早くも感じつつあります。
イメージとしては、「観葉植物になりたい!」です。
子供たちはもちろん、花メンスタッフの方々にとっても、「いることを意識すらしない、みたいな存在」になって記事を書いてみたいです。
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「通い取材」が始まる本日は、雨。
観葉植物を目指す私には、幸先の良いスタートだ。
学校に通えなかった子の蘇生ぶりに驚いた、花メングラパの取材記事は、コチラ。
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