劇団 YAMINABE 「自称芸人」

2018.8.10

下北沢にある 「GEKI 地下 Liberty」という小劇場で

劇団 YAMINABE 「自称芸人」という作品を見てきた。

 

「GEKI 地下 Liberty」というのは、

小劇場系と表現されるジャンルの劇場なんだろう。

客席と舞台が、ものすっごく近い。

 

「え? こんなに近いの?」と、入場してビックリした。

 

でも、そういう空間だからこその

濃密な空気感の演劇があるだと、初めて知った。

 

2時間という上演時間は、長いのに、アッという間。

 

「小劇場系の演劇が好きです!」という人って、一定数いるけれど、

その意味が、何となくわかった。

 

独特の空気感、世界観がある演劇形態だと思った。

 

それにしても。役者さんって、演技上手なのねぇ。

私、プロのバイオリニストに、

「バイオリン上手ですねぇ」と言った女だから!

 

 

私、テレビのドラマとか一切!!(断言)見ない。

 

「だって、劇だよね? つまりは、作り物のお話しでしょ?」

「他人の感情体験を追うということに、何の意味があるの?」的な

オマヘに、演劇を見せる価値があるのか! ってタイプなんだけど(汗)。

 

そんな私ですら、感情移入して見ることができました。

↑ エバるな

 

今回、ちゃんと感情移入できたのは、

小劇場の密着感もあったけれど、お話しも面白かったからなんじゃないかな?

 

自称芸人

チャンスさえあれば・・そう思っていた。

 

売れないコンビ芸人、「ニッカニカ」の今井と金森は、

売れる売れると言われて、もうすぐ20年になる。

 

チャンスさえあれば、そう思っていた。

そんな二人に人生最大のチャンスが訪れる。

 

お笑いコンテストで準決勝に残ったのだ。

しかし、コンテスト当日、金森が会場に現れる事はなかった。

 

夢を二人でみられる喜びと、その難しさ。

二人で積み上げてきたものがゼロになるとき。

 

芸人は、自称芸人でしかなくなる・・・。

 

 

私も、ライターになったばかりの頃、

名刺交換で、「ライターの楢戸です」と言う時、

いつも、「自称ですけれど」と、言いたくなった。

 

雇われている訳でも、何か契約もある訳でもない仕事は、

仕事がなくなれば、「自称」でしかなくなる・・・。

 

今、仕事を頂けていることに感謝し、

精一杯、仕事をしようと思った。