2018.12.5
昨晩、珍しくハンドバックで出かけた。
帰り道には、先方様から頂いたお菓子の袋が追加され。
二つ以上の鞄を持てない私は、
一番大切なハンドバックを電車の中に置き忘れた。
そんなことを思いながら帰ってきたら、
息子からラインが。
「○○駅から、駅に鞄が届いているって連絡あったよ」
すぐさま引き返し、財布をピックアップ。
このご時世なのに、お財布の中身も満額残っていた。
世の中、捨てたもんじゃないなぁ
私も世の中に役立つ人間にならないとなぁ
と手を合わさんばかりの気分で帰宅すると。
●
そんなことを言っている舌の根の乾かぬうちに思うのは
イズミさんに「財布、なくした」とラインしたら、
「財布持つの辞めなよ」と、言われて。
財布を失くした時に、少しだけ、ほんの少しだけ
開放感があった。
それは、昔、お気に入りの傘を失くした時のような
開放感だった。
20年くらい前だろうか、すっごくすっごく気にいった傘を
買ったことがあった。
あの時の「失くしたら、どうしよう」というプレッシャーは
今でも覚えている。もちろん、失くしたけど。
私、傘、異常によくなくします。手袋とかも。
何なら、買ったばかりのダックスのコートを失くしたこともある。
結婚指輪も失くしたし、
長男を出産した時に夫が買ってくれた
ミキモトのパールネックレスも失くした。
そんな私は考えた。
お気に入りのお財布だけれど、そろそろ古びてきた
年末だから、「強制終了」するには、いい時期かも?
とか
これを機会に財布に入れるカードを厳選し、
連絡先を控えておこう。
とか。
・近所の買い物用
・電車に乗るお出かけ用
この二つを分けておいても良いなと思った。