麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

カフェで長男と話す

2019.2.28

昨日、カフェで長男と2~3時間話し込んだ。

 

イルカフェ。

 

隠れ家カフェ。とある。まぁ、そうかも。

 

そんなカフェの、和室部分に靴を脱いであがって、

背中を壁にもたれさせつつ、息子の話を聞く。

 

傾聴。つーのかな?

 

取材モードで、彼の中にある言葉を探る。

 

折につけ、この作業を続けてきた。

 

「この作業は、すごく自分の助けになっている。

これを一人でできるようにならないと」

と、息子は言っていた。

 

彼の助けになっていたことが、すごく嬉しかった。

 

けれど。

「自分でできるようになりたいって大切だよね。

あなたが50歳(私の年齢))の時、私は80歳。

もう生きていないかもしれないのだから」という話もして、

本当に、そうだなと思った。

 

今はこうやって、言葉を紡いであげることができる。

けれど、「いつまでも」は、できない。

 

背を持たれかけた壁は、

古いビル独特の、ひんやりとした冷たさがあって。

 

背中に感じた、「ひんやり」を思い浮かべて、

人生って、終わっちゃうんだなと感じた。

 

そして、人生が終わる時、この日のことは

走馬灯のようによぎる、1シーンになるような気がした。

 

息子18歳、春の始めの頃のお話。