2021.3.3
【楽器が傍らにある人生は幸せだ!】
私が所属するオーケストラは、3期連続で
演奏会が開けていない。
ここ1年間、弓の持ち方やボーイングフォームの見直しをしたり、
「ビオラで弾くポピュラー音楽」的な楽譜を弾いてみたりしていた。
先日、ふと、「オーケストラのパート譜でも弾いてみるかー」という気になり、
過去の演奏会の楽譜入れを出してきた。
【演奏会で弾いた楽譜は順次ファイルしている】
「あ~、こんな曲も弾いたなぁ」などと、
ファイルをのんびりと眺め、チャイコフスキーの5番を選ぶ。
【チャイ5のビオラパート譜】
過去に弾いたことがあるからといって、
すぐに弾けるって訳でもなく。
でも、いつもみたいに「弾けない、弾けない、弾けない」と
自己嫌悪をドリルにして練習しなくてよくて。
「弾く」ということは諦めて、楽器を膝において、
音源を聴きながら、「弾いた気持ち」を味わっていた。
いつもは、パート譜を弾くことばかりに
気をとられているので気がつく余裕がない
他のパートのメロディーが美しいなぁ~とか。
オーケストラという音の立体構造の中にいることができる
感覚の中で音楽を聴くのは、独特の楽しさがあるよな~と思ったり。
そういえば、「カラオケ」って
カラのオーケストラって意味の略語だよね?? と、気がつく。
2018.4.27 更新
2019.11.29 更新
2019.9.2 更新
2025.1.15 更新
2025.1.14 更新
2025.1.10 更新