麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

一人カラオケを堪能する

2021.3.3

【楽器が傍らにある人生は幸せだ!】

 

私が所属するオーケストラは、3期連続で

演奏会が開けていない。

 

2020年の夏と冬の演奏会、

そして2021年の夏の演奏会。

 

ここ1年間、弓の持ち方やボーイングフォームの見直しをしたり、

「ビオラで弾くポピュラー音楽」的な楽譜を弾いてみたりしていた。

 

 

先日、ふと、「オーケストラのパート譜でも弾いてみるかー」という気になり、

過去の演奏会の楽譜入れを出してきた。

 

【演奏会で弾いた楽譜は順次ファイルしている】

 

「あ~、こんな曲も弾いたなぁ」などと、

ファイルをのんびりと眺め、チャイコフスキーの5番を選ぶ。

 

【チャイ5のビオラパート譜】

 

過去に弾いたことがあるからといって、

すぐに弾けるって訳でもなく。

 

むしろ、全然、弾けなかったから!

 

でも、いつもみたいに「弾けない、弾けない、弾けない」と

自己嫌悪をドリルにして練習しなくてよくて。

 

「弾く」ということは諦めて、楽器を膝において、

音源を聴きながら、「弾いた気持ち」を味わっていた。

 

いつもは、パート譜を弾くことばかりに

気をとられているので気がつく余裕がない

他のパートのメロディーが美しいなぁ~とか。

 

オーケストラという音の立体構造の中にいることができる

感覚の中で音楽を聴くのは、独特の楽しさがあるよな~と思ったり。

 

そういえば、「カラオケ」って

カラのオーケストラって意味の略語だよね?? と、気がつく。

 

これからは、もっと、

一人カラオケを楽しもうと思った。