2021.3.2
今年に入ってから、
自粛 & 本の執筆をしていたので、
ずーっと、家にいた。
to do がサクサクと進んでいる
効率がいい日々って、とっても危険ね。。。。
塩梅がわからない私は、例の如く、息抜きをしていないから
疲れが澱のように溜まっていたことに、気がつかなかった。
そして、「自分が、ちゃんとやれている」みたいなものにのっかって
「あなたも、ちゃんとやって!」みたいな感情が沸いてくる。
一昨日の日曜日。
夕飯づくり係の次男が、「夕飯を、なかなか作り始めないこと」に対して、
どうやら、私はイライラした声を出していたようで。
曰く。「お母さん、疲れているからって不機嫌なのやめて。
『ご飯作って』って、普通に言えばわかることだから』」と、言われた。
母は、素直に謝り、ここのところの
「to do ガシガシこなしているモード」の自分を反省した。
昨日は、仕事を早めに切り上げて
夕方から、美術館に行ってきた。
【目指すは、佐藤可士和展】
佐藤可士和さんの職業は、何なのだろう? と思って、
検索してみたら、クリエティブディレクターでした。
ちなみに、新国立美術館のロゴも、彼の作品です。
彼のスタジオのSAMURAI INC. TOKYO のHP見ると、
日頃、生活していて自然と目にするデザインの多くが、
彼のデザインスタジオのものであることがわかる。
彼が関わった商品パッケージが、こんなふうに展示されていた。
【壁一面に商品が張り付いていた・・】
「佐藤可士和展人気だから、予約してなかったら入れないかも」と
気がついたのは、美術館に行くための電車に乗ってから。
ワタクシ、携帯で情報インプットをするの無理だから、
携帯で、美術館の予約はできない。
六本木ヒルズでもブラついて帰るか~と思ったけど
ダメ元で行ってみたら、入れた!
平日の「午後3時」「午後4時」あたりの入場枠で、
「美術館に行く」は、中途半端な時間なのかもね。
朝~昼だと年配の方が、
夕方~夜だと仕事帰りの方がいるもの。
って、本題に辿り着く頃には、書き疲れている件。
展示や、イヤホンガイドを聴きながら、
彼の仕事の進め方、打ち合わせの仕方、そのあたりの話が響いた。
私は文章を書いてお金を頂いている訳ですが、
作家ではないので、書いている文章は、「作品」ではなく「商品」。
クライアント様、編集者様と一緒に、
ユーザー(読者様)に必要とされる文章が、どんな文章なのか?
を考えるのは、すごく面白くて大事な工程で。
「自分が書きたいものを、書ければいい」とか
「わかってくれる人だけ、わかってくれればいい」とか。
今は、そういう感じの文章の書き方に、興味がない時期です。
「商品」というニーズを、どれだけ満たせるか? っていう
ゲームを楽しみたい! って、気分がある時期。
彼の展示には、そのあたりのアイデアが
沸いてくるような刺激があった。
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