犬は飼わない、と思った話。

2021.12.13

日課の井之頭公園散歩の際、

柴犬の子犬だろうか、

飼い主に飛び跳ねるように

纏わりついている様子が、とても可愛らしくて。

 

わぁーー、かわいい!! と、思った。

 

と、ここまではいつもの話なのだが、

次の瞬間、こんなふうに思った。

 

あんなふうに寄ってこられたら

私、犬に夢中になっちゃうだろうな、と。

 

ちゃま。はツンデレだから、

わかりやすくは、寄ってこない。

 

そうしたら、私は、ついつい

わかりやすく寄ってくる犬の方に、

夢中になっちゃうだろうな、と。

 

それは、ちゃま。に悪いのではないか?

そんな発想が、心にもたげたのだ。

 

帰宅して玄関の扉を開くと、足元にいるのだけれど、

鳴くわけでもなく、くるりと踵を返して

どこかに行ってしまう。

 

私が仕事をしていると、寄ってはくるけれど、

犬みたいに、「構って、構って!!!」と、

ワンワンとは吠えない。(猫だしね。。。)

 

でも、そんな、ちゃま。の存在が

いつの間には、私にとっては、かけがえのないものになっている。

 

小さい頃から、「犬を飼うこと」は

私の夢だったけれど、犬を飼わない人生もありだなと思ったことを

メモしたくなった。