2022.4.26
昨日、下記の演奏会を聴きに行ってきた。
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私は、自分がビオラ弾きなのに
実は、数えるくらいしかない。
ヴァイオリンとチェロと比べると
ヴィオラのソロ演奏は、それだけ少ないということ。
演奏は、静響こと「公益社団法人 富士山静岡交響楽団」の
ビオラ奏者川口さくらさん。
以下、徒然なる覚書。
川口さんの演奏は、華と艶があった。
演奏後、桐ちゃんと話をしていた時に
「川口さんは、音楽を作れる人」と評していた。
聴衆をガッと掴んで、
音楽という世界に引き込める力とでも言おうか。
コロナで、人の移動が制限されている頃、
ソリストを、「その音楽団で最も上手に弾ける人」が
務めている演奏会に行ったことがあった。
その時に、
「楽器を上手に弾けること」と、「ソリストを務められること」は
全く別の話であることを悟った。
解りやすい言葉でいえば、天才か、秀才か。
ソリストは、天才でないと務まらない。
その点、川口さくらさんは天才なので
安心して音楽の世界に身を預けられた。
ライターか! っていう語彙力、すいません。
私は、「〇〇さんって、いいなー」とか
基本、思考回路にないんですが。
演奏中の川口さんを見ていると、
「川口さんに、なりたい!」って、思った。
あれだけビオラを弾けるって、
どれほど心地良いことなんだろう。。。
グッと身体を楽器に預けて、
「自分の音」を放つ瞬間。
もう最高!!!! だと思う。きっと。
パウダースノーが積もった高い山から
颯爽とスキーで滑り降りてくる感じ???
音程あってる? テンポ間違ってない? などと
毎回、煩悩を抱えながら
ビクビクとビオラを弾いている私から見ると
眩いばかりの境地デシタ。
47:09 からの
フランツ・クシャヴァー・シャルヴェンカ
ヴィオラソナタ が、とりわけおすすめです!
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