麗しき主婦道

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2022年4月以降 「国の教育ローン」が相次いで改定

2022.8.4

昨日と同じ「枕言葉」ですが。

 

奨学金分野の活動で有名な

ファイナンシャルプランナーの新美昌也さんから

「国の教育ローン」についての情報を頂いたのでアップします。

 

新美昌也さんを私が取材した取材記事は、コチラ。

 

「国の教育ローン」というのは、

日本政策金融公庫の教育一般貸付のことです。 

詳しくは、コチラ。


1)「国の教育ローン」の返済期間が一律18年以内に

22年4月以降、返済期間が一律で18年以内に延長され、

返済期間の優遇措置はなくなりました。

 

2)0.4%の金利引き下げの対象が拡大

今までひとり親家庭(母子/父子家庭)、多子世帯(扶養する子どもの人数が3人以上で世帯年収500万円(356万円)以内の方)、世帯年収200万円以内の家庭にのみ適用されていた0.4%の金利引き下げの対象に交通遺児家庭も加わりました。

 

3)保証料の対象世帯は、保証料の優遇率アップします

奨学金を受ける場合は、連帯保証人(4親等以内の親族)が必要です。連帯保証人を立てない場合は教育資金融資保証基金による保証を受けられます。

同基金は、「国の教育ローン」の融資を受ける際に保証を行うことを目的に設立された公益財団法人で、保証を受ける場合は、融資額や返済期間に応じて、一定の保証料が必要になります。

この保証料の優遇も22年5月の改正で拡大しました。ひとり親家庭、交通遺児家庭、多子世帯の保証料が通常の3分の2から2分の1に引き下げられました。

 

4)保証料も改定(引き下げ)されます

さらに令和4年8月1日(月)融資分から保証基金の保証料が改定(引下げ)されます。
たとえば、100万円を元利均等(元金据置期間なし)で18年間で返済する場合の保証料の目安は、2022年7月31日までは83,915円ですが、8月1日以降は55,463円になります。

 

 

奨学金は、情報戦です。

少し古いですが、奨学金について書いた記事があったので

貼っておきます。

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