2026.4.10
「自分が入りたいホームをつくりたい」――そんな創業者の想いから生まれた施設があると聞き、蓮田オークプラザ駅前温泉館を見学させていただきました。
駅前という利便性の高さに加え、天然温泉、ゆとりある居室、そしてホテルのような上質な空間。思わず「ここ、本当に介護施設?」と感じてしまうほどの設えです。
けれども、見学を進めるうちに見えてきたのは、見た目の華やかさだけではない、この施設の“本当の価値”でした。そこには、医療と介護、そして暮らしが無理なくつながる、安心の設計がありました。
今回は、その魅力を「温泉」「空間」「暮らし」、そして「介護」という視点からお伝えします。
目次
まずご紹介したいのが、この温泉です。創業者が、自ら温泉を掘りました。何と壮大な話なのでしょう!



この創業者は、地元で厚い信頼を集めていたお医者さまです。「病院がないから、先生、伊奈町(蓮田の隣町)に来てほしい」――そんな地域の声に応え、医院を開設。やがてその医院は、多くの人に支えられながら大きな病院へと成長していきました。
さらに、患者さんの「自分たちが入居するホームがない」という声に耳を傾け、老人ホーム事業にも乗り出します。その先に、「自分が入りたいホームを作りたい!」という物語があるのです。

私の写真の腕前では伝えきれないのが悔しいのですが、この小上がりの雰囲気からも、施設のラグジュアリーさは感じていただけるのではないでしょうか。全体として、「ホテルライク」という言葉がしっくりくる空間です。
たとえば食堂も、このような設えです。



入居者の方が自由に使えるラウンジも用意されています。ここでは、ご家族やご友人とパーティーを開いたり、鑑賞会やカラオケを楽しんだりと、さまざまな用途で活用されているそうです。

自立して生活できるアクティブなシニアを対象としているため、「駅前」というのも大きな魅力です。気軽に外出や旅行に出かけられる立地だからです。

居室から外を眺めると、見晴らしのよさにも驚きました。
そして何より、この居室の広さ。こちらは二人用のお部屋(一人でも利用可)ですが、これまで数多くの老人ホームを見てきた中でも、ここまで広く、居心地のよさを感じる空間はなかなかありません。全室南東向きの部屋で、まるで分譲マンションのような、ゆとりある住まいです。





この広さを活かして、書斎や趣味の部屋として使われている方も多いのだとか。二人部屋は、取材時(2026年3月)は「満室」でした。それも納得の造りです。


駅の近くということを配慮して、ベランダは奥行きのあるつくりになっています。もっとも、見学時には電車の音はまったく気になりませんでしたが。

一人用の居室にシャワーブースが備えられているのを、今回初めて見ました。
シニアになると、思いがけない体の変化に戸惑うこともあります。たとえば、お手洗いを失敗してしまった時、自室にシャワーがあると安心です。個人の尊厳やプライバシーがしっかりと尊重されている、その証だと感じました。
そう。ホテルライクな空間に目を奪われがちですが、蓮田オークプラザの本当の強みは、あくまで「介護施設」であることだと感じました。
蓮田オークプラザ駅前温泉館では、自立期から入居でき、要介護となった場合でも、住み慣れた同じ居室で24時間の介護サービスを受けることができるそうです。
また、系列の蓮田オークプラザ 介護館に移るという選択肢もあるそうです。そして、蓮田オークプラザ駅前温泉館の隣には病院もあります。――この体制は、大きな安心につながります。
何という安心で豊かな老後!!
見学の際、すれ違う職員の方々の自然な挨拶や、入居者の方の穏やかな表情が印象に残りました。言葉で説明できること以上に、その空気感が、このホームのホスピタリティと介護のクオリティを物語っているように感じました。
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