第2回 トイレ掃除を阻むもの
2018.10.11
「キレイ」と「残念」なトイレの年収差は90万円
整理コーディネーターの石見良教さんを取材した際、「片づけを始めたいのであれば、冷蔵庫とトイレから始めて下さい」と言われました。詳細は、記事を参照下さいませ! コチラ。
その際、「トイレ掃除の頻度は、どれくらいが良いのでしょうか?」と聞いてみると、「毎日です!!」と、即答頂きました。「毎日かぁ…」と、すぐさま遠い目になる私。
ただ、金運系のマネー記事には、必ずといっていいほど、「金運を良くするためには、トイレ掃除」と書いてきました。「キレイ」と「残念」なトイレの年収を比べたら、「キレイ」の方が年収は90万円ほど多かったという調査記事を書いたこともあったな。コチラ。
トイレ掃除を阻むものは、何か?
ここは、ひとつ、頑張ってみますか! そこで「トイレ掃除を阻むものは、何か?」を考え始めることにしました。まず、雑巾の手触り。「掃除を始めよう!」と思った時に、私は雑巾の手触りを思い浮かべます。今までは、不要なタオルを使っていましたが、あの手触りを思い浮かべると、「トイレ掃除をしよう!」という意欲が萎えてしまうことに気がつきました。ちなみに、私は「トイレ掃除は素手で」派です。
そこで、普段、台ふきんとして使っている「白雪ふきん」のうち、古くなったものに「ぞ」とマジックで書いて、雑巾にすることにしました。「白雪ふきん」は、東大寺の大仏のお掃除にも使われていることでも有名で、手触りは絶品です。
水周りの掃除用具置き場を確保
次に気になるのは、トイレブラシ。私は、白木屋伝兵衛で買ったトイレブラシを、フックで掛けて使っています。よくある「置く」タイプのトイレブラシだと、「置く台も、掃除が必要?」「地面に密着している部分は、湿ったまま?」などと、モヤモヤしてしまうのです。
ブラシを干しておくために、洗面所の一角に、水周りの掃除道具置き場を確保しました。壁紙だとカビてしまうので、リフォーム業者さんに依頼し、その一角だけ撥水加工をした板を貼りつけてもらうことに。こういう「プチフォーム」が大好きです。私のとっては、「カスタマイズ」という言葉の方が感覚的にしっくりくる感じで、その費用を捻出するために働いているとも言える。いわば、「自分探し」の一環なのかもしれません。
「大掃除」と「小掃除」にわける
「お道具」というハード面の整備が終わったところで、次は、ソフト面である、お手入れの方法について考えてみました。我が家はトイレが2箇所ありますが、棚や手洗い台など全部を掃除するとなると15分はかかります。これが毎日だと、キツイ。ゆえに、全部の掃除を「大掃除」に認定しました。これに対して、「小掃除」はトイレブラシで便器の中を洗い、床や便器周りなど雑巾でザッ拭くこと。これだと、2箇所で10分以内。
「毎日、掃除する」となると、掃除時間は10分以内が限界。10分「も」かかってしまったら毎日は、続かない。いや、いや。10分以内の掃除ですら、外出する日はできないことも。けれども、以前よりは気軽にトイレ掃除に着手できるようになったと思います。2018年の今は、これくらいで良し! としますか・・。
●「トイレ掃除」の「カタ」
2018年10月現在
1)道具類の整備状況は、掃除の「ヤル気」に直結するから大切だ
2)「大掃除」と「小掃除」を、わけて考える
3)「小掃除」は、10分以内で切り上げる