オーケストラの中で弾くということ

昨日のオーケストラの練習に、

ヴァイオリニストの崎谷先生が来て下さった。

 

1年半ほど前のブログで

圧倒的な才能を垣間見させて頂いた先生だ。

 

その練習中に、得た体感を、書いておきたいと思う。

 

先生のご指導は、とても具体的で。

「ここで弾くべき部分は、この音です。

あとは捨ててもいいですよ。

でも、その分、コンバスの音をしっかり聞いて下さい」

 

言われた通り、パート譜を追うことを捨てて、

コンバスの音に耳を澄ませたら、

いつもとは全く違う!!! 本当に全く違う感じで

オーケストラの音を感じることができた。

 

「人生の真実に触れられた感じ」がするほどだった。

(はい、常に表現がオーバーですから!)

 

それは、同時に、

オーケストラの中で弾くということが

私は全くわかっていなかった。

という発見でもあり。

 

以前、夫がヴァイオリニストのイズミさんが

「パート譜をさらうのなんて、最後の段階。

音源聞いて、スコア(総譜)を見て音楽の構成を理解することの方が大事」

みたいなことを言っていた時。

 

「パート譜をさらうこと」に終始している私は、

「やっぱ、弾ける人は余裕があるなぁ」と、他人事だったけれど。

 

言っている意味が、やっと、ちょっとわかった。

 

私は、良くいえば、一所懸命(自分で言うな!)

もとい、周りがすぐに見えなくなりがち。

いわば、パート譜を追いがちな人生な訳でして。

 

昨日、得られた体感と感動は、

人生全般に生かしていけるような気がした。

 

「全体の中での、自分がやっていることの位置づけ」

みたいなものを

俯瞰できる視点を持ちたい(希望と野望)

と思った。