マーラー、オシャレだわぁ。

2019.5.2

イズミさんに強引な感じで押し切って頂き、

マーラーを弾くことになって、はや1か月半。

 

え!? ちょっと、マーラー、オシャレくね?

と、驚愕している今日この頃。

 

実は、私、マーラー、嫌いで。

 

恐怖症ともいえるレベルで、聴くのもイヤ! 

と、思ってたんす。

 

これまたイズミさんに誘ってもらって、

今年に入ってマーラーの演奏会(5番)を聴きに行って、

それが、「人生の初マーラー」でした。

 

マーラーの音楽に対して、アレルギーが強くて。

 

これって、「クラッシック音楽が趣味です」という人には

あるまじきことかもしれないレベルかもしれない。。。

 

なぜ、マーラーをここまで聞かなかったんだろう?

 

おそらく、まだ20世紀(1990年代)の頃の話。

マーラーのメロディーを音楽部の部室で聴いた時に、

「この人、頭おかしいんじゃない?」って感じた。

 

それは、今、思えば、タイ料理を初めて食べた時と

似た感じだったのかも。

 

人生においてのタイ料理を食べた時、

え!? 嘘。これ、おいしいの? って、

びっくりしたんだよね。

 

それと似た感じて、「ザ・クラシック」という曲に

慣れ親しみすぎていた保守的な私の耳には、

マーラーの音運びは、ありえなかった!

 

でも、オーケストラの中に入ってマーラーを弾き

CDも、何回も聴いてみたりするうちに。

 

冒頭の。

 

え!? マーラー、オシャレくない???

 

そんな気持ちになってきた。

 

 

クラシック音楽の系譜の中から、あの音の運びを編み出せるって

やっぱりプッチンとキレているとは、今でも思う。

 

でも、その感じが、

天才なんじゃね??? という方向の好意的な感じに

向かっているのであります。

 

今期は、練習に思うように出られないのだが、

私なりに、マーラーと向き合いたい。