匂う方の人の初バイト

2020.8.3

双子の片方(次男)は、匂う。 まー、はっきり言って、臭い。   「彼の横を通る時、息、止める」という話を 能勢さんにしたところ。   「それさー、お風呂入れとか言えば?」と、言われた。   いやいやいや。 言って聞くようなタマだったら、私だって言いますよ。   てか、10000万回は言った。 でも、彼の人生は、臭いままなのだ。   そんな彼から、「今日は、午後4時から初バイトに行って参る」と 報告を受け。  

速攻、「お風呂入ってから行ってね!」と言いました。

  臭い問題。100歩譲って。 世の中のサービスを受ける側だったら匂ってもいいけど バイト(=サービスを提供する側)だったら、ダメでしょ! という論理。  

次男からは、「断る!」と、キッパリした返事を頂いた。

  けれど、ここは、やっぱり引き下がれない。 「あんたさー、女子に、陰で『臭い』とか言われるんだよ」など、 具体的な「困る場面」を想定して、言葉を尽くして彼に伝えてみた。   母は、やるだけやった!   そんな気持ちで洗濯物をとりこんでいると 階下でお風呂に入っている気配が。。。。  

ひゃだ! 成功!!!!

  気をよくした母は、「ついでにさー、帰りに、靴、買ってきて」と 依頼してみた。   彼の靴は、びっくりするほどボロボロだ。   育ち盛りの彼は、靴のサイズが、あっという間に大きくなるので、 買っておく。ということができない。   「西友の1階のスパゲティ屋、御馳走するから 靴、一緒に買いに行こう!」と、何度、言っても。  

断る! と、キッパリ断られていた。

  けれども、先ほど、玄関先で 「その靴を履いて、バイトに行くって、 すごい心臓だと思うわ!」と、言ってみたらば。  

「買ってくる可能性もある」と、言っていた。

  可能性って、何? と聞くと、 「忘れる可能性の方が高いからね」とのこと。  

彼が靴を買ってこれたら、

バイト先(彼が通っていた塾)の先生に

御礼のラインする所存です。