2020.11.11
ママ友 兼 息子の家庭教師の先生 (K先生)と
表参道でお茶してきた。
場所は、クリスクロス。
奥にあるCICADAには何度か行ったことがあったが、
手前のクリスクロスは、初めて行く。
以前、表参道の上島珈琲ですらあがる! と言っていた私なので、
表参道という土地が持つ空気感が好きなのだろう。
スノッブ。って、今、意味を調べてみたら、
肯定的には使われないみたいだが。
スノッブのいい意味としては、
モダン、粋、オシャレな都会的な感性の持ち主みたいな感じ。
京都に住んでいた高校時代、
坂本龍一が、ミュージックビデオで「南青山」という駅名の
駅かなんかで立っている映像があって。
大人になってからは、
東京都民でなかったのは4年間で(夫の転勤で札幌在住)
人生の大半、「東京に住んでいる」私ですが。
心の中には、永遠に「東京に憧れている私」がいて、
そんな自分を感じるのが、好きなのは、コチラ。
で。
K先生に、「書くことについて熱く語っていた頃」の私の話を
聞いてきました。
曰く。
泉鏡花の心の中にあるものを、現代に生きる私たちが知ることができるのは、
「文章」があるからだ、みたいなことを言っていたらしい。
「え? 泉鏡花なんて読んでたの?(忘れてた・・)
別に好きな作家でもないけどなぁ~」と、言ったらば。
「泉鏡花は例で、他にも、たくさん作家の名前が出てきてていたよ」と言われ。
で。
熱く語っていた内容については、下記のよーな話のようだ。
トルストイの言葉を、そのまま語っていたと思われるので、
「本家」の記述で書き記しておきましょう。
一度経験した感じを自分の中に呼びおこすこと、
そして、それを自分の中に呼びおこしたら、
動作、線、色、音、言葉で表された形などの手段によって
この感じを他人もこれを経験できるやうに伝えること。
即ち芸術とは、ある人が自分の経験した感じを
意識的に一定の外面的な符号によって他人に伝え、
他人はこの感じに感染して、それを経験するということで成り立つ
人間の働きである。
この文章を教えてくれたのは、和多田進さんで、
彼の発する何もかもが、カルチャーショックだったなぁ。
和多田さんは、北海道にいる時に
彼が編集長で、私が編集部所属のライターだった関係で知り合った。
話がとっちらかってきたので(いつも)。
昨日、打ち合わせの後に行った、
市ヶ谷のMUJIカフェからの景色で締めておこう。
取材や打ち合わせが終わった後、
その余韻で、自分の中に湧き上がるなにかを感じながら、
カフェでぼんやりする時間が好きです。
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