麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

次男とショッピング

2021.1.5

昨年の話なのだが、書いておきたいので書きます。

 

年末のある日、次男が帰ってくるなり

「靴、失くした」と。

 

靴って、どうやったら、なくせるの?

 

彼はバレー部なので、体育館で練習(か試合)をしていて

その後、一人だけ顧問に残され、帰ろうとしたら

靴がなかったそう。

 

それって、イジメじゃないか?

お前、イジメられてるんだよ。

 

他の兄弟たちが、声を揃えて言う。

うん、私も、その疑惑はある。

 

が。 本人は、ちげーよ! と、

あんまり気にしてない御様子。

 

まぁ、よろしい。

本人が、「違う」と思っているんなら、それでいい。

 

で。

 

早速、買い物に行きました。

 

ちなみに、靴を失くした帰り道は、

バレーシューズで帰ってきたそうだ。

 

その買い物の道すがら、

「あのさ、服も買いたい」と、次男が言う。

 

いただきました!!!

母は、それが嬉しくて。 

 

次男は、三男に「〇〇(次男)が、くそダセー服で友達と遊びに行ってて、

マジ、信じらんない」と、言われているような人だから。

 

そもそも、彼の辞書に「身だしなみ」という言葉はないと、

諦めていたから。

 

そんな彼の「最低限の服」を用意するのは、

私にとって、最も辛い家事のひとつだった。

 

「好きなの買ってきなよ」と言っても買って来ないので、

無理やり連れ出して買うのだが。

 

何かの罰ゲームですか?

 

くらいの嫌々な感じに、そもそも買い物が好きではない

私なので、彼と買い物に行くのが本当に辛かった。

 

そんな彼が、自発的に服を買いたいと!? 

 

何なら、

「もう一枚欲しいから、見てもいい?」などと、

主体的に意欲を持って選ぼうという姿勢がある!!!

 

母は、超・ご機嫌になった。

 

勢い余って、PARCOで彼に新しいお財布まで

買ってしまった。

 

ちなみに、それまで彼は、どこから探し出したのだか、

私が過去に使っていた、古いがま口を財布にしていた。

 

男子高校生が

がま口財布って、どうなんですか?

 

これを機に、次男が身ぎれいになると嬉しいなぁ・・。

でも、あんまり期待すると、振り出しに戻ると落胆も大きいから、

少しだけ、ほんのちょびっとだけ、期待しておこう。