2023.1.24
次男の「制服の扱いが雑な件」については、このブログの定番テーマですが、高校3年生の1月末に、ズボンのチャックが壊れた。
そのズボン、高校3年生の春に新調したものですが? その話は、コチラ。
卒業式は3月10日だし、受験体制の今は、毎日、学校がある訳ではないらしい。(多分)
「学校行くのは、あと、何日ですか?」という、このタイミングで、壊れましたか!
ちょっとした引っ掛け傷くらいの損傷なら、「もう、あとちょっとだから、我慢して」と言うところですが、場所が場所だからね…、母は粛々と修理の手筈を整えました。
いつもお願いしているミカちゃんがお忙しいということで、業者さんに持ち込むことに。
母 : ズボンの修理代金、いくらだったでしょうか?
次男 : いくら?
母 : (間を置き、彼が興味を持つか観察)
次男 : いくらだったのさ?
母 : 興味あるんだ。じゃーん、2800円でした。
次男 : 無言・・・。
聞いといて、返事ないんかい! と思いつつ、次男が、「いくらだったのさ?」と被せて聞いてきたことで、母は満足した。
だから、何なの? というやりとりを晒しているわけですが、こういう、「やりとり」を家族とすることが、私が生きている意味と申しましょうか。
大きく言ってしまえば、生きがいと申しましょうか。
用件にプラスされた「ラインのスタンプ」が、いちいち、母は嬉しい。
三男に、「お母さんの良いところは、僕たちに無関心なところだ」と、評価を頂いた私ですが。
かつて。学童期の息子達が落書きした紙などがリビングに落ちていると回収して、「とっておきたい絵」というタイトルのファイルを作り、未だに保存している。
私は、案外、ストーカー気質なのかもしれない。
息子達の幼少期、「絵本を読む」の、その「読む本」のラインナップに、「自分達が乳幼児の頃の育児日記」というのがあった。
たとえば、彼らが小学生の頃、「自分達の2~3歳の頃の育児日誌」を読んであげると、大喜びしていたのだ。
それと同じ感覚で、彼らが成人して、赴任先のイスタンブールで、これを読んだら楽しいかもな、と思いながら、母はブログを綴っている
何故、イスタンブールなのか? と問われれば、「異国の代名詞」として使っているだけで、もしかしたら東京に住んでいるかもしれないけれど。(その可能性は大)
要はカメラマンの父が子供の成長記録を撮りたいとの同じノリで、ライターの母は彼らの日常を文章で描写しておきたいのです。
それにしても。
制服を修理に持っていきがてら思ったのは、「この人(制服)、頑張ってくれているなぁ」ってこと。
次男の制服に、冷蔵庫や洗濯機に感じるのような、戦友感を感じた。
ありがとうね、制服様。私、何でも捨てちゃうけれど、次男の制服だけは保管しておくかもしれない。
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