2023.5.22
目次
ふと気がつくと、次男の髪型がオシャレになっている。
母 それさー、1000円カットじゃないよね?
次男 そうだよ。
母 美容院で、カットしているの? 誰に教えてもらうの、そういうお店。
次男 はい、はい、いーから!
美容院について語る、お友達ができましたか!
気がつけば、服もナンだか小洒落ている。
母 服、それ、オシャレじゃん? どうしたの?
次男 ちょっと高い店で、セットアップを買ったんだよ。
母 セットアップ1セットいくら? あと2セット分、私、お金出すから買って欲しい。
次男 いーから、そういうの。
母は、感無量である。
夏の風物詩の如くに、匂う頭で暮らしていた人が、美容院に行っている。
「長袖の黒のヒートテックの上」に「白いYシャツ」を着て登校していた人が、オシャレな店でセットアップを買っている。
大学に入るまで、母が言葉を尽くして何を言っても、「断る!」と、次男はキッパリとした態度で、身だしなみに構わない人を貫いていた。
それなのに大学生になった途端、急に身だしなみが、普通圏内に入ってきた・・・。
これを、成長と言わずして、何と言おうか!!!
母 お母さん、嬉しい。あんたが、小ぎれいになってくれて。
次男 前からだよ!
前からでは、ないと思うけどね・・・。
三男の恋愛事情について、次男に聞いてみる。
母 三男って、まだ彼女と続いているの?
次男 知らん。俺が聞くと、怒られるんだ。
何だか笑ってしまった。
次男は彼女の「か」の字もない人です。
そんな人から、「彼女とはどう?」と聞かれると、三男は「お前は、そういう質問できない立場だろ!」と、えらい勢いでマウントをとられているのだ。
それを素直に受け入れて、「怒られるから、聞かない」という立場にいる次男。
面白いんですけど!
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