2024.1.23
ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの自伝を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。
目次
これまでは、「飲食店経営者としての篤子さん」を、紹介してきた。
実は、篤子さんは、不動産事業も営んでいる。家屋物件や店舗物件、そしてビルなどを所有されているそうだ。
今回は、持ち物件の調印式に同行した時の話です。
このビルの1階では、「飯守市場」として、日本食材や日本酒、日本食(おむすびやラーメン)を提供している。。
今回、調印式が行われたビルは、800年前に建てられた市壁が隣接している。
当時、ユダヤ人は、市内に家を持つことができず、この市壁で、住む場所が分けられていたそう。歴史の名残を色濃く残しているのが、この市壁なのだ。
篤子さんのビルの地下には、当時の壁が、そのまま残っている。
こういった遺跡が残っているのは、フランクフル市内唯一で、ユダヤ人の歴史団体から、「ビルの地下に、歴史ギャラリーを作りたい」と、申し込まれたそう。
今は、まだ何も展示されていないけれど、これから、どんな展示がなされるのだろう? 次回、フランクフルトに来る時は、このギャラリーにも寄ってみようと思う。
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