2024.3.6
ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになり、取材のために、ドイツに1か月滞在しました。そんな日々の覚書。
篤子さんは、朝一番の日課として、工場に顔を出します。
目次
すごく当たり前のことだけど、ケーキはホールで焼いて、デコレーションして、切って販売している。
かつて。
私も、主婦としてクリスマスや誕生日などに、ケーキを手作りしたことがあったが。これまた当たり前ながら、こんなにキレイにはできない。
「売り物になるレベル」のケーキを作るのがプロなんだろうが、このレベルに仕上がったケーキを目の当たりにすると、めちゃ興奮する!
そういえば、双子の息子たちは、保育園の時の卒業文集は、二人とも、将来の夢に「けーきや」と書いていたっけ。
この写真だと篤子さんが、つまみ食いをしているみたいに見えるが。ちがーう!
デコレーションに使うフルーツの中には、「お客様に出せないが、捨てるのは忍びない」という品質の物が混じっている。
篤子さんは、そういったフルーツを雑談をしながら食べているのだ。
ちなみに、こういったフルーツは、「シェフィン用」として、冷凍庫に保管されている。
「フルーツを捨てるのは忍びない」という従業員さんの気持ちを、そっと受け止めている篤子さん。素晴らしい。
篤子さんの従業員の方に対しての姿勢、昨日、ちょうどテープ起こししたので抜粋しておこう。
店に入ったら、私は、洗い物をしている。洗い物は、誰でもできるでしょ。従業員が職場で大切な時間を過ごしているんだから、私は、それを守る係な気がする。たとえば、母親だったら、「あんた、今、受験してんだから、ご飯をママが作るから、とにかく勉強しときなさい」と言うじゃない? それと、同じ。
これは、秘書さんからの業務連絡を受けている電話風景。篤子さんは、秘書さんからの電話を切る時は、「寂しかったら、また電話してね~」みたいな声かけをしている。どんだけ?
篤子さんは、アルバイトを含めれば100人を雇う社長さん。篤子さんの社長としての姿勢を目の当たりにできたこと、それだけでもドイツに行った「かい」があるってもんだ。
当たり前のことを連呼して恐縮だが、飲食店の倉庫はスゴかった。食べ物を提供する仕事の裏側って、これだけのストックが必要なんだ・・・。
この他にも、巨大な冷蔵庫や冷凍庫が複数あり、チョコレート工場もある。
食べ物、食べ物、食べ物。。。とにかく、凄かったわ! ← 語彙
保育園の頃、双子の将来の夢は、ケーキやさんだった。ケーキが、どれだけ好物だったかが伺われるエピソードだ。
そして、彼らは小学生の時、寿司をモチーフにした工作を作っていた。
ケーキと寿司。小学生の彼らをタイムマシンと飛行機に乗せてIIMORIに連れて行ったなら、狂喜乱舞をするだろうに。
寿司がモチーフの工作は、こちら。
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