麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

篤子さんは、ドイツの修道院卒

2024.3.11

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ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになり、取材のために、ドイツに1か月滞在しました。そんな日々の覚書。

篤子さんの人生を決定づけたものを挙げるとすれば、「サウンドオブミュージック」と「ドイツの修道院」。今日は、そのお話を書きましょう。

サウンドオブミュージックのマリアとなる篤子さん

サウンドオブミュージック

冒頭の写真は、ご自身が卒業したドイツの修道院の庭で、「サウンドオブミュージックのマリア」として歌って踊る篤子さん。

篤子さんの脳内で再生されている映像は、コチラです。

日本人を魅了したマリア

篤子さんが、「(それがあったら)素敵じゃない?」を全力で創り上げている話は、前回、書きました。

篤子さんは、「サウンドオブミュージック」を人生で初めて見た時、「あれが、私の人生だ!」と思ったそうです。

サウンドオブミュージックの主人公のマリアは、修道女です。だからといって、ドイツの修道院のフィニッシングスクールに辿りついている篤子さん、さすがすぎる。。。

【フィニッシングスクールとは?】
おもに『未婚の女性』を対象とし、ヨーロッパ社交界や王侯貴族・資産家・財閥家などの子女が婚姻するまでの間に、礼儀作法や教養などエッセンス的に教育を受ける機関。

フィニッシングスクールWikipedeiaより抜粋

 

なぜ、篤子さんが、ドイツの修道院を卒業したのか? は、本をお楽しみに!

シュトゥットガルトにあるマザーハウス

フランクフルトから車で2時間半くらいの場所、シュトゥットガルトに、篤子さんが卒業した学校があります。ダムさんの運転で連れていってもらいました。(取材者の特権!)

学校の名前は、「マザーズハウス」。HPは、コチラ

修道院といっても、清潔で簡素な現代風の建物です

緑の中に建つマザーズハウス
マザーハウスと書いてある。

日曜日の礼拝は、一般の人に解放されているので、私たちも参加しました。礼拝中は写真が撮れなかったので、終わった後の様子です。

中央の台の前で修道女の方がお話をされる
この台です

ホールは広くて二階席まであります。

二階席もあるホール

誰でも歌えるように、讃美歌集が椅子においてある。

このブルー、清純な感じがする

礼拝後は、お菓子と飲み物で。

礼拝が終わった後は、数種のケーキと飲み物がふるまわれます。(無料)

自分の好きなケーキと飲み物をチョイスするコーナー

シュトゥットガルトの近所に住む、篤子さんの幼馴染の方もかけつけて下さいました。

礼拝の後の団欒

左端の方です。日本に伝道活動でいらした牧師さんの娘さんなので、日本育ち。日本人と同じレベルで日本語でおしゃべりされていました。

例) 「今晩、麻婆豆腐作りたいんだけど、どう作るんだっけ?」と、日本語で篤子さんに質問していた。

ちなみに、この女性もマザーズハウスの卒業生です。

De。

帰る際には、修道女の方がお見送りをして下さる。

ドイツの建物、Love!!

簡素で美しいドイツの建物、めちゃ好み~!!!! しばしお付き合い下さい。

建物は、こんなつくりになっています。
建物写真 その1
建物写真 その2
建物写真 その3

在学中からいる修道女さん

篤子さんが在学中からいる修道女さんとパチリ。

篤子さんのことを覚えていて下さいました!

制服は設立当初から変わっていない。

クリスタ・フォン・ヴィーバーン(1873-1955)さんは、シュトゥットガルトで聖書研究をする若い女子のグループを生み出しました。やがて、神の助けを得てマザーハウスを建てたのです。

Deaconess Motherhouse Aidlingen e. V.のウェブサイトより抜粋。

友人たちも起業家に

篤子さんは、修道院を卒業する時に「修道女になりたい!」とシスターにお願いしたが、「あなたには、別の道がある」と言われたそう。

ある時、「篤子さんの修道院時代の友達」の話~修道院時代、休みの時にドイツに実家がある友達に誘われて実家に遊びに行ったことがあるみたいな話~になった時に、「そういえば、その子も、数百人を束ねる起業家になっているわ」と言っていた。

ホリエモンが、「『起業って何をすればいいですか?』ってよく聞かれるんだけど、『世の中の”不”に着目すれば?』って答えている」って言っていた。

不便、不平等、不合理…。そういったことを解決するのが、起業なのかもネ! そう考えると、一見、何の関連性もなさそうな、「修道院と起業」は、近い部類の話なんだと思う。

少なくとも「愛の卸売り問屋」を自称する篤子さんのビジネスのスタイルは、修道院での体験がベースになっているんだと感じた。

おまけ クリスチャンのパパ

篤子さんのパパ

篤子さんがキリスト女子になったのは、パパが敬虔なクリスチャンだったから。そんなパパの写真は、なかなかのインパクト!

篤子さんのパパのバイオリン演奏を拝聴した日の話は、コチラ。