モーツアルトのレクイエムよ、さようなら!

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【この夏、モーツアルトについて考えてみたが・・】

 

昨日は、モーツアルトのレクイエム(モツレク)の本番だった。

 

改装したばかりの武蔵野市民文化会館で演奏できたことは嬉しかったが、

今朝、最も感じたことは、

「もうモーツアルト弾かなくていいんだ」という解放感だ。

 

【モーツアルトは仕上がらない】

 

演奏会のレセプションで、指揮者の先生が

「モーツアルトというのは、いつまでやっても仕上がりません。

ですから、2カ月という期間を区切って練習するのは

ある意味、正解だったと思います」と、仰っていた。

 

それを聞いて、ものすごく安心した。

 

モーツアルトって、仕上がらないんだ。

やっぱ、そうなんだ!! それでいいんだ。

 

譜面面を、一通り弾けるようになった頃は

「モツレクいい曲、素敵!」とか

キャーキャー言っていた私だが。

 

演奏会が近づくにつれ

「あれ? これ、ヤバくね?? 全然、弾けてなくね?」と感じ、

 

レッスンに持参したのが運のつき。

目の前で先生がモツレクを弾いて下さり、奈落に落ちた。

 

奈落。って書いたけれど、

自分が立っている足元が崩れ落ちるような

そんな恐怖を感じた。

 

「私、音楽のことなんて、

何一つ解ってなんかいなかったんだ」というね。

 

例えるならば。

童謡の「ぞうさん」を、「ちゃんと歌う」ことは

相当な歌唱技術と音楽的理解がないとできない。そんな感じ。

 

むしろ。

幻想の方が譜面面が難しいだけに、「やった気」になれる、みたいな?

 

この部分を深く考え出すと、

青春の痛み。アゲインになってしまう気がして、

慌てて「仕事」とか「家事」などに避難しましたとさ。

 

モツレクで感じた『問題提起』は謙虚に受け止め

人生をかけて、ゆっくり考えていきたいと思う。