麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

懐かしいけれども、もう着ない服

2021.2.9

先日の双子ずの誕生会の日、

久しぶりに、ビデオカメラを回してみた。

 

 

【上段・右端がビデオカメラの定位置】

 

空の巣症候群の主婦の呟きになりますが、

私にとって、幼い息子達と過ごす毎日は、

「かけがえのない時間だよなぁ」と、感じる日々でした。

 

「日常を、すぐ撮影できるように」と、

ビデオカメラは、食卓脇にある「事務の棚」に

充電して置いていた。

 

たまたま、コンセントが

棚の中にある設計なんです、この家。

 

 

で。

 

久しぶりにビデオカメラの中にあるデータを

見直してみたら、「息子達の誕生会の日」というのが

沢山あって。

 

「すぐビデオカメラを回せるように」と思っていたものの、

結局、ビデオを回すのは、イベントごとの日だった罠。

 

で。(話が、進まんなぁ・・)

 

長男の誕生日は真夏なのだが、2年連続で

同じTシャツを着ていることを、発見。

 

うん、わかるよ > 当時の私。

 

当時は、ほぼ専業主婦で、母からもらった

某ブランドのTシャツは、「おめかし着」だったんだろうね。

 

 

ほぼ専業主婦の私が、息子の誕生日の晩餐時は

「軽く・おめかし」っていうのが、何だか泣けた・・・。

 

当時は、人生初の「やりくり」に取り組んでいた頃で、

「慎ましく暮らしていたな」と、当時の自分が眩しい。

 

で。(だから、話が、進まない)

 

「あ~、このTシャツ、超・懐かしいなぁ。

確かに、あれは、あの当時の勝負服だったわ」と、思った。

 

けれども、あの服を、今、着たいか? と思ったら、

着たくはない。

 

そもそも、いつの段階かは覚えていないが、

あのTシャツは手放してしまい、もう手元にない。

 

注 : 私は「捨てる」という言葉は使わずに、「手放す」ですが、

リサイクルショップに売ったわけでなく(当たり前)、単に捨てました。

 

長々と書いていますが、「懐かしいけれども、もう着ない服」

ってあるなと、思った。

 

そういう服は、画像や映像の中で見るから良いのであって

「所有しておく必要は、ないのかもしれない」と、思い至る。

 

なぜなら、もう着ることはないから。

 

「着たい!」と思う服以外の服を着ている時間は、私には、もうない。

だったら、「着たい!」と思わない服は、着なくていいと思う。

 

人生のタイミングがズレてしまった服に対して、

「もう、着ることはない」という事実を、ゆっくり丁寧に

認めていこうではないか!