2022.8.21
今年は、双子の息子が高校3年生。プリント類が大量すぎて、小手先の片付けでは全く対応できません。そこで、「プリント類を片付ける仕組み」に「カタ」をつけたいと思いました。まずは、リビングに散らばっているプリントの日常的な片付けのビフォー・アフターからご紹介しましょう。
書類の整理、私は、かの有名な野口悠紀雄さんの「超整理法」でやっています。この整理法のポイントは、分類しないこと。そのかわり、「新規の置き場」を決めて、古い書類を押し出していくのです。
私は、下記の如く無印良品のボックスを3つ用意して、「最新」「最新の1個手前」「最新の2個手前」と名付けています。下記の写真の左端が「最新」です。右に向かって「最新の1個手前」「最新の2個手前」という名前となります。日々の片付けは、「最新」のボックスが空になることがゴールです。
「最新」のボックスを空にするためには、明らかなゴミを間引きしつつ、古い書類を「ところてん」のように押し出していきます。
この3つのボックスから押し出された書類は、どこに行くのか? それは、「中継地点」を経由し「最終の着地点」に到着します。一定の時間、「最新の2個手前」にあった書類は、そう使わない書類群なので、別の場所に移動しても大丈夫(なハズ)です。だから、ゆるやかに別の場所に移動していきます。
移動のポイントは、最初に書類の「最終着地点」を決めてしまうこと。かつて「長男の個室」と名付けていた部屋にエレクターを組み、「バンカーズ」のファイルボックスをセットしました。
そして、左から順に、「大学受験書類①」「大学受験書類②」「大学受験書類③」といった流れで番号を振っていきます。下記の写真は⇒を振ってみました。
これで「①リビングに散らばっているプリントの日常的な片付け」と「②最終着地点」は、管理方法が決まりました。「最終着地点」まで押し出された書類は、受験が終わるまで保管します。段ボールの数が増えた場合は、別の場所に番号が古いものを下にして積み上げる予定です。「仕組み」さえできてしまえば、「いくらだって、かかってこい!」てな気持ちです。
ただ、その2点を繋ぐ中継地点、リビング脇の「彼らのロッカー」の管理方法は、いまだ迷走中。
整理はしてみたものの、写真で確認してみると、たいして変化していませんね・・・。
正直なところ、私の書類ではないので、「時系列の整理」だけでは限界があります。今でも日常的に、「プリントがない!」と叫ばれ、息子と一緒に大捜索大会を繰り広げています。
上記は、全く効果が発揮されていないプリント収納です。ファイルを作った際には、「科目ごとにプリントを整理しよう!」と意気込んでいましたが、全く手が回りません。そもそも、高校生の息子のプリント整理に、母がそこまで介入するのは、いかがなものかと…。夫にも「手をかけすぎだ」と、叱られています。
そんな時は、こう自分を励まします。「おもちゃの片付けは、卒業したじゃないか!」と。大学生になれば、学びは、ほぼペーパレス、パソコンがあれば充分です。プリント類と格闘するのは、彼らが大学生になるまでです。
そう考えると、「プリント類との格闘自体が、子育てのエピソードとして懐かしくなる日も来るのではないか?」 そんなふうに「カタ」をつけてみました。今回は、かなり無理やりな着地感ですね。。
おまけです。
我が家には、子ども部屋がありません。長男が中学生にあがった時に個室を与えましたが、物置となっただけ。彼はリビングに住み続けたので、長男が中学3年生になった時に、「子どもに個室は与えず、リビングで育てる」と、覚悟を決めました。その頃の話に興味がある方は、コチラを!
その結果、3人の息子の私物は、全てリビングに置いてある訳でして‥。私の「リビングの息子の書類」とデイリーな格闘に興味がある方は、コチラを!
2022年8月現在
1)プリント類は分類せず、押し出して整理
2)最初に「最終着地点」を作る
3)プリント整理が必要なのは大学生になるまで
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