麗しき主婦道

主婦er 〜麗しき主婦道〜

法律ができるまでのドラマ

2021.4.13

昨日は、パープル夜間大学で

明治大学の佐々木掌子先生の講義を拝聴した。

 

授業のタイトルは、「性分化とその多様性」で、

第1回目は、「身体的性別の発達」 だった。

 

参加されている方は、弁護士や活動家、この分野を研究対象にしたい

学生さんなどのせいか、専門用語がバシバシ出てくる感じの授業で、

私の落としどころとしては、

「資料(レジメ)もらえて良かった!」って、ことにした。 ← 理解してないんかい!

 

 

そんな私が最も印象に残ったのは、

「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」が

成立するまでの経緯の話。

 

各地でこの法律に関する訴訟があり、ことごとく敗訴するという「次」の段階で、

この法律が成立したことを、初めて知った。

 

その頃(2000年代の前半)、この分野に関心のある人たちは

自分ができることを、できるカタチでやることで

世の中を変えていこう! という感じだったらしい。

 

たとえば、アーティストならば

絵画でトランスジェンダーを表現するとか。

 

なんか、すごいなー。 ← いい方!

 

他に印象に残ったこととして、講座を受講されている方達の自己紹介の中で

校則の中にある性別規定で苦しんでいる学生さんの声をもとに

校則変更の要望書を出すといった活動をされている方もいた。

 

こうやって書いてみると、私の脳は意外と(本人が思っているよりは)、

情報がキャッチできているのかも、と思いました。

 

 

【2021年4月・5月の学びシリーズ】 

パープル夜間大学(2021.4.5)

世の中には色々な教科書があるんだな(2021.4.7)