2021.4.27
とりわけ後半。ブログ読者様が読んでも、ほとんど意味不明だと思う。
すいません!!
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昨日は、パープル夜間大学の佐々木掌子先生の講義だった。
「多様な性」関連の記事を読むと、
「一言で『性』といっても、『生物学的な性』『性自認』『性指向』『性役割』がある」
みたいな論調をよくみかける。
この場合の、「性自認」という言葉は、『Gender Identity』の
日本語訳として使われているのだと思う。
けれども、昨日の授業を受けて、『Gender Identity』は、
「性同一性」という言葉を使った方が、教育記事を書くには適切だと私は感じた。
★ちなみに、「性同一性障害」という言葉は現在は、使われていない。
今は、「性別違和」か「性別不合」なんだと思うのだが、どちらの言葉を使うかは
取材相手によって違ってくると思うので、都度、確認していこうと思う。
性同一性障害とは、自分の性別を自分で認めることに障害がある
(=性自認の障害)のではなく、性同一性(Gender Identity)が
社会的機能低下を起している状態であるという理解。
性同一性の社会的機能低下の一因として、
・周囲が認めない
・取りたい性役割が取れない
・身体の性的特徴を受容できない
などがある。
最も大切なことは、教育的なサポートの焦点は、
Gender Identityだ、ということだ。
Gender Identityがまとまりを持ってほどよく感じられるような
そんな支援をしていくことが大切なんだと思う。
これ、障害の「個人モデル」と「社会モデル」を使うと、
学級環境の整え方などは、ヒントが見えてくる気がする。
あとは、エリクソンの「ライフサイクル理論」というのの
存在を知ったことも大きい。
これ、自分的に消化できるように関連文献を読んでみようかな。