2021.5.18
性同一性(Gender identity)について学ぶ(2021.4.27)
やっぱり、「その二つ」なんだな ~教育現場の現実的な話~ (2021.5.11)
講座のタイトルは、③ 性同一性の発達と形成 ~小児・思春期の性別違和~
「この分野、日本の第一人者です」って、
ハッキリわかる感じの業績があるって、恰好いいなぁ~!!!
佐々木先生は、CAMH(Centre for Addiction and Mental Health)に行ってらしたし、
Dr. Ken Zuckerという心理学者に師事されていたそう。
CAMHは、WHO(世界保健機構)と連携をとる、カナダ最大のメンタルヘルス研究と
サービスを提供する公的機関で、Dr. Ken Zuckerは、
DSM-VのSexual & Gender Identity Disorder委員会委員長。
って、注釈をつけているだけで、今日の記事が終わりそう(汗)。
私が、「世界は、どうなっているのか?」と気になり始めたキッカケは、
尾木ママこと、尾木直樹さんを取材した時だ。
親御さんには「いま、世界の教育はどうなっているのだろうか?」
上記の取材は2017年の初めだから、今から4年前。
当時の私は教育記事を書き始めたばかりで、
3人の息子を育てる一人の母親としては、
「宿題やらせて。えーっと、明日のお弁当は?」
的な視界しかなかった(劇汗)。
あれから4年。
たくさんの教育記事を書く機会に恵まれ、
取材相手は、「日本の教育とは」と語るような、
日本の教育を、世界という視点から眺めている方が多かった。
そうなると、おのずと「世界は、どうなっているのか?」に
興味が沸いてきた。(遅い・・・)
話がとっちらかってきたので、
佐々木先生に話を戻して、と。
そのカナダで、性別違和の第一人者に師事した
佐々木先生は、すごいっていうことね。(ぐるっと一周した)
で。
私が心に響いたのは、
というくだり。
曰く。
・本人がどういった性同一性を発達させていくのか、
どのような性役割行動をとっていくのかは、未知数
・本人がどのような性同一性を示そうと、どのような性役割行動を取ろうと
まわりがいちいち反応する必要はないし、すべきではない。
上記を大人が保証するためには、
日本の社会が変化していく必要があるよなぁ、と、
つくづく・しみじみ感じた。
日本で「常識」とされていることを疑う姿勢、
もとい、「世界はどうなっているのか?」に、
焦点を合わせていきたい。
もっとも。
長男(最近、就職活動を始めた大学3年生)を見ていて思うのは、
彼らの世代は、自然と「世界基準」な感じ。
世界が視野に入っていない企業活動は、
自然に淘汰されていく、
世の中に取り残されないように、
私も、地道に学んでいきたいと思った。
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