月別アーカイブ: 2015年7月

第16回 さわかみ投信感謝の会に行く の巻

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【1】さわかみ投信からの手紙
【2】宗教と言われていたファンド
【3】80歳のおばあちゃんの投資
【4】2015年夏の課題図書
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【1】さわかみ投信からの手紙
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さわかみ投信から手紙がきた。

さわかみファンドを10年以上持っている人を
集めて感謝の会を開くと言う。

さわかみファンドとは、
1999年8月に
澤上篤人さんという人が
始めたファンド。

澤上篤人さんは、「想い」のあるファンドのグループの
開祖のような人だ。

「想い」のあるファンドグループについては、コチラ

第5回 2014年にもっとも支持された投資信託は? の巻
【4】「安い」か「想い」参照して下さい。

「一般家庭の財産づくりを本格的な長期投資で
お手伝いさせて頂く」という「想い」に、
多くのファイナンシャルプランナーの人達が共鳴し、
2000年前後、マネー記事業界では、
さわかみファンドは、ちょっとしたブームだった。

私もブームに乗る形で、2000年頃積立をスタートし、
2006年、自宅を購入する際に、一部を現金化。
元本の1.5倍ほどの収益を得た。

感謝の会で、澤上篤人さんに会えるかな?
美味しいお料理食べられるかな?
そんなミーハー心で参加することにした。

【2】宗教と言われていたファンド
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感謝の会は、二部制で、
一部は講演会、二部は懇親会だった。

講演会で印象に残ったのは、
さわかみファンド15年の歴史の紹介だ。

最初の頃は、さわかみファンドの目指すところが
あまりにも『証券業界の常識』からかけ離れていたので
「銘柄選びのセンスが悪い」だとか
「宗教のようだ」など、いろいろと言われたそうだ。

けれども2005年10月
ファンドの規模は、1000億円を超え、メガファンドの仲間入り。

会社に例えるのであれば、
零細企業が、中堅の安定企業になったという感じだろうか。

さわかみ投信は、投資をしている人達を
『ファンド仲間』と呼ぶ。

昨年、1500人規模の運用報告会を開き、
投資している企業にブースを出してもらった際には、
ファンド仲間から出る質問の内容に
企業の人達が驚いていたそう。

普通のIRフェアだと
株主優待や配当などの質問ばかりなのに、
『ファンド仲間』から出たそれは、
その企業のビジネスそのものに
スポットをあてていたからだ。

まさに、投資家!

【3】80歳のおばあちゃんの投資
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そう聞くと、どんな人が、さわかみ投信を買っているのか?
に興味が沸く。

それは懇親会に参加してみて、少しつかめた。

懇親会は、子ども連れで来ている人も多かったし、
白髪の老人もいた。

人のタイプも、様々だ。
インテリっぽい人もいれば、
普通のおじさん、おばさんもたくさんいる。

とにかく、老・若・男・女が全部いる。
これが、『メガファンドである』ということなのかな、と思った。

懇親会で60代くらいの女性とお話をした。

自己紹介がてら、
「10年以上前に、なぜ、さわかみファンドを買ったのか?」を
お互いに話した。

その方が言う。
「当時、入院をすることになってね。
どうせなら、投資信託についての本を読んでみようと思ったの。
そしたら、借りてきた5冊の本のうち、3冊が澤上篤人さんが書いた本で
もう1冊の本では、さわかみファンドをとても褒めていて。
『これは運命だ!』と思って買い始めたのよ」と。

さらに、彼女は自分のおばさん達にも、さわかみファンドを勧めたそうだ。

「その叔母たちがね、今、とっても喜んでいるの。
お金がお金を産むという経験を、80歳にして初めてした、ってね。
少ない年金の中から、コツコツと積立をして、
それがちゃんと増えて戻ってきて、嬉しいってね。
紹介した私も、とっても嬉しいわ」と、言っていた。

なぜ、さわかみファンドを人に勧めたのか? も聞いてみた。

「やっぱり、さわかみファンドが好きだから。
さわかみファンドの、生真面目なところが好き。
言っていることがまっとうでしょ」とのこと。

さわかみファンドがよく言っていることとしては
「一般家庭の財産づくりを本格的な長期投資で
お手伝いさせて頂く」
とか
「企業を応援するために、株価が下がった時ほど
応援買いをする」
といったことが思い浮かぶ。

単なるキレイごとを言っているのではなく、
それを実行することを15年続け、
きちんとした実績をあげ、
おばあちゃんを喜ばせた。

なんか、すごいなー!

【3】2015年夏の課題図書
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それにしても。
女性が入院中に読む本として、「投資信託」という分野を
選ぶのが面白い。

彼女は「環境系の公務員を定年退職した」と話していたので、
興味の範囲が広い方なのかもしれない。

私も、彼女に習って、
この夏、金融についての本を読んでみようと思った。

『ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理』
(バートン・マルキール)

『敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか』
(チャールズ・エリス)

この二つは、投資信託のブロガーさんが
「インデックス投資家の中ではバイブル的存在の名著」と
著作の中で紹介していたもの。

『ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる』 
木村 健太郎(著), 磯部 光毅(著)

『信用金庫の力』
吉原 毅(著)

こちら2つは、投資信託の専門家の人が
「投資を始めたい友人等に紹介している」と
言っていたものだ。

これらの本を読んで、私は何を感じるだろうか?

=続きは次回!=

暖房器具をしまう 1時間

P1170391

【家の外でクリーニング中】

 

灯油を引き取ってもらったので、

暖房器具をしまうことにした。

 

一番の難関は、暖房器具の底に残っている

灯油を吸い上げること。

 

こちらも今回はポンプを使って、ソコソコ早くできた。

そういう『小さな進歩』が、嬉しい。

 

灯油を吸い上げた後は、家の外でクリーニングをする。

こちらは説明書通りにボタンを押すだけで、機械が勝手にやってくれる。

時間は、2時間くらいかかる。

 

その間に、灯油をいれていたポリタンクや、

そのキャスターの埃や汚れを雑巾で拭き取り、

ビニール袋にしまう。

 

ビニール袋にしまうのは、埃予防もあるし、

万一、灯油がどこかに残っていてこぼれ出た時の防止用でもある。

P1170392

【新聞紙を敷いた上に、置く】

 

次の冬になったら、このパッケージを開ければいい。

 

面倒な暖房器具の片づけも

『次の季節のための準備』だと思うと、

ちょっとだけ楽しい気持ちになる。

 

 

 

ビオラレッスン(第81回)に行く 2時間

 P1170368

【モーツアルトのパパが書いた本】

 

まず、上記の写真の著者に注目して欲しい。

レオポルド・モーツアルトと書いてある。

この人は、モーツアルトのパパである。

 

モーツアルトのパパが書いた「バイオリン奏法」という本は、

世界で最初のバイオリン奏法の本だと言われている。

 

以下、「バイオリン奏法」より抜粋

+++

バイオリン奏法について

 

おそらく、このレオポルド・モーツアルトの「バイオリン奏法」は、

世界で最初のバイオリン奏法の本ではないでしょうか?

 

偉大なるモーツアルトを育てあげたお父さんとして、レオポルド・モーツアルトが

いかに優れた音楽家であり、また、教育者でもあったことかが、ひしひしとうなずかれます。

 

今回、この珍しい貴重な本が出版されたことは、とてもうれしく、また有意義なことだと

思います。

+++

 

私のビオラの先生である、渡部啓三先生は、レッスンに行くと、最初に必ずお茶を出して下さる。

先生が学生時代、レッスンに通っていた先生の奥様が

レッスンの前にお紅茶を淹れて下さったそうだ。

 

「レッスンの前に、お茶を飲むっていうのが、

『ああ、いいものだな』と思ったの」ということから

渡部啓三先生の弟子の私達も、その恩恵を受けている。

 

レッスン前のお茶の時間に、先生とお話する中で、

「ビオラを弾くということと、ビオラを教えるということは、違うことである」

といった話になった。

 

そこから話が展開して、弦楽器の教授法の歴史をお話して下さった中で、

上記の本を見せて頂いたのだ。

 

 

 お次は、こちら。

P1170380

【カール・フレッシュ著 ヴァイオリン演奏の技法】

 

こちらも、弦楽器教授法の歴史という視点でみると、歴史的な1冊だそう。

「昔は、教授法の本といえば、これしかなかったの。

この本の前は、上下巻に別れていない同じ内容の分厚い本が

1冊あっただけなのよ」と、渡部先生。

 

中身を見せて頂くと、いたるところにマーカーラインが引いてあり

この御本を先生がいかに読み込んだか? が伝わってくる。

 

先生が国立音楽大学で教え始めたのは、まだNHK交響楽団に在籍していた頃。

今から40年ほど前の話である。

 

激務(オーケストラの楽団員は激務だ!)の合間に時間を見つけて

教授法を学ばれていた先生の姿勢に頭が下がる。

 

P1170382

【先生の努力が伝わってくる、色褪せたマーカーライン】

 

 

お次は、こちら。

 

P1170383

【イヴァン ガラミアン著 ヴァイオリン奏法と指導の原理 】

 

表紙だと判りづらいので、中身の写真も撮った。

P1170384

 

こちらは、今でもアマゾンで買えるが

アマゾンのレビューを読むと、いかに名著かが伝わってくる。

 以下、アマゾンのレビューより抜粋

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◇1件目

 ・真面目にヴァイオリンを習得しようとした場合
・真面目にヴァイオリンを教えなければならない場合
きちんとした理論が欲しくなりますが、この本はそうしたきちんとした理論の代表格のようなものです。値段は大変高く、訳も古く、本の体裁もとてもお堅いですが、ヴァイオリン教育業界では知らぬ者のないイヴァン・ガラミアンの著作とあれば、当てはまる人は参照して研究するべきでしょう。訳を出した「アカンサス弦楽研究会」とは、東京藝術大学の昭和40年当時のヴァイオリン科の教官たちらしく、中には音階教本やNHKの「ヴァイオリンのおけいこ」で知られた山岡耕筰がおり、きわめてきちんとしています。

◇2件目
VNの技術を追求していくと、結局はガラミアンにたどり着くのではないのでしょうか。
大変参考になります。最も開く指導書の一冊です。
特に弓の使い方は分かりやすく詳しいので、これを読んで演奏会などに行くととても勉強になりお勧めです。

 +++

 

お次は、こちら。

 

P1170376

【鷲見三郎著 ヴァイオリンのおけいこ】

こちらは、「日本で初めてのヴァイオリン教授法の教本」だ。

この本に、江藤俊哉さんが序文を寄せている。

 

江藤俊哉さんは、「 日本における20世紀最高のヴァイオリニスト」(byウェキペディア)と

言われている人だ。

 

+++

鷲見先生の生涯のご研究の結晶がここにある。

いかにヴァイオリンを愛して、そのためのみに生きてこられたかが、

生き生きと描かれていて、心が温まるのを憶える。

(中略)

私達ヴァイオリニストにとって、

非常に貴重な文献の誕生を心から感謝したい。

+++

 

渡部啓三先生のレッスン室は、ひとつの壁面が、ほぼ、本棚。

この本棚から、こういった名著を、どんどん出して見せて下さる。

この時間を、幸せといわずして、何と言おう?

 

それとともに思うのだ。

今は、当たり前のように弦楽器を学べているが、

それは道なき道を歩いて下さった先人たちがいるからこそ!

そういった歴史に想いを馳せると、気が遠くなる。

 

 

今、この時代に、ビオラを学べることに

心から感謝したい気持ちになる。

灯油を引き取りにきてもらう 15分

P1170361

【灯油の引き取りは無料】

 

梅雨も終わりも見えてきて、

いよいよ、暖房器具をしまう時期がやってきた。

 

我が家の1階は、底冷えするので、

梅雨の時期、暖房をいれることが、たまぁにある。

 

それも、いい加減、大丈夫でしょう。

 

 

 

今期は、灯油をポリタンクの1/5くらい余らせてしまった。

今まで灯油を余らせてしまった時に持ちこんでいた

近所のガソリンスタンドは、有料老人ホームになってしまったので、

はて、困った!!!

 

ネットで検索してみると、牛乳パックに新聞紙を詰めて捨てるといった案が出ていたが

牛乳パックにいれるには、量がある。

 

 

 

ちょうど、我が家が巡回販売で灯油を買っているシェル石油の人と話をする機会があったので

聞いてみると、「連絡してくれれば、とりに伺います」と。

 

すっごく感じが良かったので、お言葉に甘えることにした。

 

 

 

ちなみに、灯油をとりに来てくれた人の話によれば、

「僕、個人は夏を越した灯油でも問題はないと思うし、

実際に家では夏を越した灯油を使っている。

お客様にも聞かれればそう答えており、

今まで、それでクレームが来たこともない」ということだった。

アラ、そうなの!?

 

でも、何となく怖い。

ゆえに、来季は、もうちょっと計画的に灯油を使おう!

 

 

 

ママが楽になる母親コーチング特集

ママが楽になる母親コーチング特集

【取材時エピソード】

「子どもの存在を認める(承認する)こと自体が、コーチングである」という視点に、ハッとした。私は子どもに関わる時に、とかく「〇〇しなきゃ」と思いがち。でも、それ以前に、子どもの存在を認められる心の余裕の方がずっと大切なのではないか?

 取材を受けて下さったのは、コーチングのプロ、あべまさいさん。言葉を丁寧に紡いで、「自分が伝えたいこと」を正確に私に伝えようとして下さる真摯な姿勢が、とても印象的だった。