
猫好きの人による世界猫の日演奏会
8月8日が、世界猫の日って、御存じでしたか?
私は知りませんでした。
にゃん・にゃん・にゃんという意味では、2月22日じゃないの? と
思う人もいるかもしれませんが。
国際動物福祉基金(International Fund for Animal Welfare:IFAW)が
2002年に「International Cat Day」と制定したそうです。
IFAWのHPは、コチラ。
世界猫の日は人間と猫の友情を深めあうとともに、
猫に安全な生活を提供することを誓う日だそーです。
進藤組が配信している演奏会は、
私たちの寄付で運営されてます。コチラ。
「世界猫の日の演奏会」への寄付の一部は、
「猫のために何かをしたい!」という出演者の意向で、
IFAWに寄付されるそうです。
「世界猫の日」演奏会の映像は、コチラ。
この配信シリーズの見どころは大きくわけると
次の3つなんだと思う。
1 発掘系
聞いたことがない作曲家の曲を「発掘」して
演奏してくれる。聞いたことがないというのは、
曲もなのですが、「作曲家の名前」すら聞いたことない。
2 楽器の単独の演奏が聴ける
好きな楽器の音をしみじみ聴きたい! という意味では、
もう、サイコーだと思う。
ほんまもんのソロ or withピアノ伴奏 など。
少なくとも、「その楽器の音は独りの人が演奏している」
という状態が多く(たまにピアノ2台とかあるけど)
この演奏形態に耐えうる演奏技術のある人しか
出演しないという意味で、プロ集団なんだな、と、あらためて。
3 森さんの「かきおろし」の曲が聴ける
今回は、出演者の家の猫の写真や物語に合わせて
森さんが作曲をした3曲がお披露目されていました。
森さんの作品って、生活の中に持ち込みやすい。
私見ですが。
「現代の作家」(要は、今、生きている人ね)の作品って
「自我をバンバン!発信してマス」 みたいな尖り方が、
大多数のような気がする。
まぁ、芸術の根本条件として
岡本太郎先生は、下記の如くに定義しているので、
現在の状態は「正しい」とは思うのだが。
【岡本太郎先生の芸術の定義】
今日の芸術は、うまくあってはならない。
きれいであってはならない。
ここちよくあってはならない。
に、したってね・・・。
展覧会や演奏会という「専用のしかるべき場」で受信するならともかく、
「私の日常」に持ち込むのは、ちょっと辛いなー!
という印象があり、なかなか作品を家には連れて帰れない。
私が家に連れて帰るのは、
「緊張を強いられない作品」です。
「生活の中にあるアート」について考えてみた話は下記。
福田利之展 吉祥寺の森
その点、森さんの作品は、毎回
「う~ん、美しいハーモニー」と、思う。
長々と書いたが、要は、
私は、森さんの作品が好き! ってことね。
ところで、曲の場合、「書き下ろし」なのか「描きおろし」なのか
どちらなのだろうか? と、迷いました。
個人的には、「描きおろし」という感じもしました。
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武蔵ホールまで配信見学に行くのは今回で3回目なのですが、
3度目の正直というか、昨日は、
「まーじーで、すごいことやっている人たちだな!」
って、思いました。
You Tubeは登録者数が1000人を超えると
収益化できるそうなのですが。
本日(8月9日)のこの配信シリーズの登録者数は、
957人。 あと、43人です。
すっごく素敵な演奏ばかりなので、
よかったら登録してみて下さいませ!
【おまけ】
当日は、コンサートホールの至る所に
猫ちゃんたちがいた。
こういう遊び心が好きです。

2階席へのご案内に猫

2階席の階段の途中にも猫

トイレのご案内にも猫