月別アーカイブ: 2014年12月

年末大掃除 2日間

一括変更_大掃除中一括変更_大掃除中②

【息子たち、窓掃除中】

 

年末の大掃除から解脱したのは、いつだろう?

 

昔は、「年末までに家の中をピカピカにしなきゃ!」と、

切迫した気持ちで、大掃除をしたもんだった。

 

でも、今は、「年越してもいいじゃん?? 何がダメなの??」

というカンジ。

 

その分、ゆったりと掃除に向き合えて、

1)雨戸の掃除

2)古布と雑巾の仕分け(コレ違うんですよ! 奥さん)

が進んだ。

 

日常生活の中では、絶対にやろうと思えないけれど、

「いつか、やろう」と思っていた家事のコマが進むのは、悪くない。

 

現実的な、「窓掃除」などは、

息子たちがやってくれるようになったのも大きい。

 

家庭を、ひとつの共同体と考えるならば、

母は会社の経営者よろしく、大局的に物事を考えていく時期に

なったのかもしれない。

 

レゴ部屋を作成 2時間

レゴ③

【レゴを並べて】

 

「あっつーの家は、レゴ部屋があって、

そこはいくら散らかしておいてもいいんだ。

うちにもレゴ部屋を作って!」と、次男が言う。

 

レゴ部屋!!

何と素敵な響きだろうか。

 

リビングにレゴが散らからないから母は楽だし

子ども達だって、いちいちレゴを片付けなくていいから、

ノビノビとレゴができる。

お互いにとってメリットしかないではないか。

そんな訳で、レゴ部屋を作成することに。

 

レゴ部屋の場所は、長男の部屋の一角。

使っていない左半分とした。

そこにレゴを運び込む。

レゴ①

【片付け時のお約束。アルバム読み】

 

 

レゴ②

【エレクターを設置】

リビングにあったエレクターを設置。

ここに思う存分、レゴを並べて頂く。

 

そして、冒頭と同じ写真となるがレゴ部屋が出来上がった。

レゴ③

【じゃん!】

 

長男の部屋は、2階にあるので、

私の生活同線からは、全く関係ない。

 久しぶりに覗いてみると、こんな感じ。

レゴ④

【なぜか転がるフナッシー】

 

今のところ、”知らぬが仏”ってことで

見て見ないふりをしている。

 

というか。

マジで気にならない。

 

なぜなら、あそこはレゴ部屋だから!!!

母の心の平穏のために、レゴ部屋、大事です。

 

 

 

 

第3回 私が「源泉徴収なし」を選んだ理由 の巻

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【1】1日15分から始めてみる
【2】「目に優しい」で証券会社を決定
【3】ネット証券は手数料に違いがある
【4】私が「源泉徴収なし」を選んだ理由
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【1】1日15分から始めてみる
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それにしても。

今さらながら
「随分と雄大なテーマを掲げたもんだな」と思った。

「主婦が始める長期投資」って、どーよ!
具体的には、何をどっから手をつければいいんだ?

こういう時には、1日15分対策が有効だ。
1日15分だけ、「なんか」やる。
ただ、それだけ。

要は、イヤにならずに続けることなんだと思う。

【2】「目に優しい」で証券会社を決定
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とりあえず、ネット証券で口座を開いてみることにした。

一口でネット証券といっても、楽天、SBI,マネックス、
松井、カブ・ドットコムなどたくさんある。

最初の口座は、楽天で開いてみることにした。
理由は、取扱の株数が多いと聞いたからだ。

もうひとつ、口座を開いてみることにしたのは
松井証券だ。

色々なネット証券の画面を見て、
松井証券の落ち着いた雰囲気が気にいった。

定期的に見る画面だから、感覚的なことを優先した。

【3】ネット証券は手数料に違いがある
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口座を二つ開いてみたのは、
証券会社によって、どんな違いがあるか知りたかったからだ。

以前、取材で「初心者が始める投資」みたいなテーマの時に
FPの人がこんなことを言っていた。

「株でも投資信託でも、”自分だけ儲かる”とか、
ないんですよ。
自分が儲かっている時は、たいてい、みんなも儲かっている。
だから、何を買うかよりも、初心者の人は、
コスト(手数料)をきちんと考えたみた方がいい。
コストは確実に差が出ますから」と。

たとえば。
楽天証券で株を買う場合、
10万円までなら、手数料は139円(税込150円)
松井証券なら、10万円までは手数料は0円だ。

一方で、50万円までの取引の場合、
楽天証券なら、341円
松井証券なら、500円

自分がどれくらいの取引をしたいかで、証券会社を
使い分けるといったこともできそうだ。

【4】「源泉徴収なし」を私が選んだ理由
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申込みをネットでする際に、
私が一番とまどったのは、
税金の支払い方法だ。

株式の取引をする特定口座を開設するにあたって
「源泉徴収あり」「源泉徴収なし」の、
どちらかを選ばらなければならない。

多くの人にとって、「何の話?」だと思うので
私が調べたことを、書いておく。

株式投資にかかる税金は、大きくわけると
1)売買の結果得た利益にかかる「譲渡益課税」
2)配当金を受け取ったときに天引きされる「配当課税」がある。

このうち
1)の「譲渡益課税」は、
給与所得者の場合、株式や投資信託などの
売却益が年間20万円以内なら、確定申告する必要がない。

つまり、非課税となる可能性があるのだ。

そこで、「源泉徴収あり」「源泉徴収なし」に話を戻す。

「源泉徴収あり」にした場合、たとえ20万円以下の売却益であっても
自動的に税金が引かれてしまう。
ここを「源泉徴収なし」にしておくと、20万円以下の利益ならば
確定申告する必要がない。

仮に19万円の利益が出たとしよう。

譲渡益の税率は、20.315%だから、
「源泉徴収あり」にしておくと約3万8千5000円
税金を支払う。
「源泉徴収なし」であれば、確定申告の必要がなく
結果的に税金は払わなくても良い。

問題は、私が給与所得者でない、という点だ。
もしかしたら、フリーランサーの私の場合は
上記の特典の恩恵を受けられないかもしれない。

それでも、意味もわからず源泉徴収されているよりも、
意味を知るために確定申告をしたいと思った。

そんな訳で、ひとまず私は「源泉徴収なし」を選択することにした。

夫は給与所得者だから、彼が株式投資をする時に
アドバイスできるかもしれないし。

気になったのは、
とあるネット証券の「源泉徴収あり」「源泉徴収なし」を
選択する画面の作り。

円グラフがドーンと載っていて
「79%の人が源泉徴収あり」を選んでいるという。

こうやって視覚的要素で訴えられると、
よくわからずに”何となく”で
「源泉徴収あり」を選ぶ可能性もあるのではないか? 

ちょっと気になったので、税務署に電話して聞いてみた。

「給与所得者で、株式の特定口座を源泉徴収ありにしておいたけれど
売買益が20万円以内だった場合は、
確定申告したら税金戻ってくるんですか?」と。

答えは、NO。

確定申告で戻ってくるのは、あくまで払いすぎた税金。

上記の場合は、確定申告をする必要がないだけで
課税されない訳ではない。
よって確定申告しても支払う税金は
同じなので戻ってこないとのこと。

すごい面白いな。

ちなみに
2)の配当金を受け取った場合の税金は原則源泉徴収課税なので
配当金を受け取る時は、自動的に税金が天引きされる。
配当金に対する源泉徴収税率も20.315%だ。

何だか、急に話がマネーっぽくなってきた。
このメルマガの読者の多くは、
普通の主婦の方。

皆様、引いていませんか?
大丈夫ですか??

ちょいと、心配。。。

パン教室に行く 4時間

パン教室

【3種類のパンを習う】

 

月に1回、4時間。

パン教室に通い始めて約3年。

 

中級コースが終了したので、上級コースに進まずに

パン教室を辞めようと思っていた。

 

なぜなら、月に1回、4時間。という時間を捻出するのが厳しかったから。

パン教室に通いだした一昨年は、軸足は完全に家庭にあったけれど、

昨年、今年と、徐々にだけど、確実に

気持ちも、行動範囲も外に、外に向かい始めている。

 

でも。

パン生地のヒンヤリとした感触や、鼻腔を刺激するイースト匂い、

パンが焼けてオーブンを開けた時の熱気、

そんなものが心地よくて、久しぶりに家でパンを焼きたくなった。

 

専業主婦のママ達に交じって、

お料理したり、会話をしたり、という優しい時間も、

今の私には必要だと思った。

 

だったら、もう少し通ってみようかな? と思っているところ。

何のオチもありませんがな。

すいません!

冬支度 その2 (ゆずシロップづくり) 15分

 P1160130

【玄関にトナカイを飾ってみた】

 

冬になると、夫の実家が「ゆず」をたくさん送ってくれる。

これを、きざんで、氷砂糖に漬け込む。

ゆず1:氷砂糖1の割合。

P1160151

【父子でやれば15分で終わる】

2週間ほど漬け込むと、ゆずシロップのできあがり。

お湯をいれて飲むのが、我が家の冬の風物詩。

 

布巾をたたむ 3分

布巾をたたむ

【一日で使用する布巾の量】

 

布巾は煮洗いするようになったのは、2013年の新春から。

 

詳しくは、こちら

「台所美化計画」その3

http://mom-kids.com/blog/?p=3102

 

あれから、そろそろ2年が経とうとしているけれど、

未だ続いている。

そして、今も、布巾をたたむのは、好きな作業だ。

第2回 投資の勉強会に来る人って、どんな人?の巻

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【1】主婦は平日の夜に出かけない
【2】投資の勉強会に来る人って、どんな人? 
【3】年金を自分で作る時代がやってくる
【4】私が金融ビックバンで学んだこと
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【1】主婦は平日の夜に出かけない
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いきなりだが。

自分が興味を持てることが見つかったとして、
「もっと知りたい、学びたい!」と思ったら、 
最初にすることは何?

私は、「ウロついてみる」。
関連のありそうな場所に、
実際に自分の体を運んでみる。

そんな訳で、長期投資に興味を持った私が、
投資の勉強会に申し込んだのは、ごく自然なこと。

が、しかし。

その勉強会は、平日の夜だった・・。

夫に事情を話し、早く帰ってきてもらう算段はつけた。
子ども達の宿題も、夕方、見てやった。
夕食の準備も整えた。

なのに、なのに、湧き上がる背徳感。
悪いことをしている、という背筋がゾクゾクするような
後ろめたさは、何なんだ!

これは、ひとえに「慣れないから」

軸足を家庭に移してから、早10年。
その間、平日の夜に外出したのは、5回未満だろう。
ちなみに、そのうち2回は清水ミチコのライブだ。

「慣れないことをするって、こんなに不安になるもんなんだ」
という気持ちを心に転がしつつ、敢えてフォーカスしない。

「これから投資をしようって女が、こんなところで転んでどうする!」
と、精一杯、自分を鼓舞する。

何とか、玄関から一歩、外に出る。

脱出成功!
家の外に出てしまえば、こっちのもんだ。

【2】投資の勉強会に来る人って、どんな人?
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目指したのは、中野サンプラザ。

さわかみ投信が主催する
「自立して堂々と生きていこう」という勉強会に参加した。

さわかみ投信とは、澤上篤人さんという
カリスマ(もう本当にカリスマ!)
ファンドマネジャーが
立ち上げた投資信託の会社で、
私は、この会社の投資信託を持っている。

7階にある研修室に入ると、
すでに勉強会は始まっていた。

最初の挨拶が終わった頃だったのだろう。
いきなり
「では、周囲の人とお話しして下さい」と言われた。

周囲の人?? 
隣の席の人は、ドマーニ(働く女性向けオシャレ女性誌)
を読んでいそうな小ギレイなお姉さん。

ドマーニさん(勝手に命名)が言う。
「周囲の人が投資を始めているので、私もと焦りだして。
今日で2つ目の勉強会なんですけど、色々回ってみて
よさそうなところの投資信託を買ってみようかと思っているんです」。

前の席に座っていたのは、年の頃、40代。
研究所勤務といった感じの、学究肌っぽい男性だ。

研究所くん(勝手に命名)は言う。
「僕も投資とかやったことなくて。
でも、さわかみファンドは良いと聞いたので、
何となく勉強会にきてみました。こういうのに来るのは始めてです」

え!? マジ!?

な~んだ、安心した!

何なら、「投資信託を買ったことがある」というだけで、
私が一番のベテラン!? と言えなくもない、
ザ・素人、三人集!!

いい意味で、拍子抜けした。

【3】自分の年金は自分で作る時代
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周囲の人と軽いトークをして、
「投資の勉強会に参加する!」的な硬直した気持ちは和み、
スムーズに勉強会に気持ちがシフトした。

もっとも、勉強会といっても
主催者の人は「何か聞きたいことありますか?」というスタンスで
参加者からの素朴な疑問(相当、素朴だった!)に答えるという
形式だった。

勉強会を通じて、一番、心に響いたことをメモしておこう。

それは、NISA制度(少額投資非課税制度)のこと。

「英国では、サッチャー政権の頃から、公的年金の
方向転換を図っています。その一環がNISAなんです」
とは、さわかみ投信の人の弁。

NISA制度は、英国の制度をお手本として日本に導入されたのだが、
英国では、NISAで税金面で優遇することで、
資産形成の自助努力を促してきた。

「英国は、公的年金を老後の最低限の生活保障とし、
それで足りない人は企業年金や個人年金で備えてもらうという
方向が明確」(日本経済 2014年10月6日付記事より抜粋)

日本でもNISAを導入した理由のひとつに、
「自分の年金は、自分で考えて下さいよ」
という行政の意図があるのだと思った。

ちなみに、昨日12月9日(火)の日経朝刊のトップ記事は
「NISA 上限120万円に 子供版80万円で新設」
だった。16年の政府の方針だそうだ。

【4】私が金融ビックバンで学んだこと
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
「行政の意図」と書いて思い出すのは、
金融ビックバンのことだ。

金融ビックバンとは、1996年から2002年にかけて行われた
大規模な金融制度改革を指す。

これに伴い、保険業法も見直された。

1998年ころ、駆け出しのライターだった私は、
保険についての記事で、こんなことを書いた記憶がある。

「今までは生命保険は、どこの会社も中身は同じだったので
お守りのように持っていればよかったのです。
でも、これからは、お守りの中身(保険)に差が出てきます」

う~む、隔世の感のある文章だ。

確かに、あの頃は、保険は”自分で選ぶもの”ではなかった。

私はよく知らないのだが
国の規制が厳しいせいで
会社によってさほど差がなかったそうだ。

だからこそ、
GNP営業と揶揄される、(G=義理、N=人情、P=プレゼント)
保険のオバちゃんからの攻勢に陥落して入るもの、
という雰囲気が濃厚な商品だったように思う。

でも、今はどうだろう?

街中に出れば、保険ショップが必ずあり、
”保険は自分で選んで入るもの”という認識は一般に浸透している。

年金についても、今後、同じようなことが起こると
思うのだ。

=続きは、次回!=

音の葉感謝祭に行く 半日

音楽家達

【気さくな音楽家たち】

 

美しい共同体を見た。

それは、こんな3つの立場から構成されている。

 

一つ目の立場は、演奏家。

「演奏せずにはいられない」
「自分たちが一番と思う演奏をお客様にお届けしたい」
「演奏を喜んでくださる方と巡り逢えることが嬉しい」と、
 更に上を目指して努力する彼らの姿には気高さを感じる。(音の葉HPより)。

 

二つ目の立場は、プロデューサー。

そんな若い演奏家たちと支えあい、共に悩み考えながら、
彼らが誇りを持って「自分たちが一番いい!」と思う演奏を
 届ける場を作っていきたい! と思っている。(音の葉HPより)。

 

三つ目の立場は、お客さん。

「音の葉は私のパワースポットなんです」

「同じ楽器でも、奏でる人で音色が全く違う。それは目指している

音楽が違うからなんだと思います。そういうのを聴きこみ始めると

ハマっちゃうんですよ」といった声を感謝祭で聞いた。

 

この共同体には、どの立場も不可欠で、

それぞれの立場の人たちが、それぞれに素敵だから、

こんなに美しく調和のある共同体ができあがっているのだと思った。

 

 ●

 

仕事柄、お金の専門家や実務家に会う機会は多いが

そんな中の、ある人は、

「未来には、お金なんて必要なくなりますよ。

みんなが自分が心から好きなことをやることで

共同体が成り立つようになるから」と言っていた。

 

その話を聞いた時、正直、「は?? 何、言ってるの?」と思ったが、

音の葉感謝祭に行って、その話を思い出し、

「そういう未来、ありえるかもしれない」と感じた。

ちなみに、この話をしてくれた人は、バリバリの実務家の人だ。

 

シェイクスピアの作品を読んで一番驚いたのは、

登場人物が、いきなり決闘とかして人を殺しちゃうこと。

広場で敵に会ったからって、「決闘だ!」とか言いながら、

人を切りつけちゃうって、すごくない??

でも、あの時代は、そういう文化だったのだろうし、

世の中の真実だった。

 

今、お金が世の中の多くの人を動かしているけれど、

百年後の人達から見れば、「お金?? 何それ?」と言っているかもしれない。

そんな未来を夢想した。

 

つまりは。

音の葉には、お金ではない、「人を動かすエネルギー」があった。

あれは何なのだろうか?

 

音楽の話をするはずだったのに、話がずいぶん遠くにいってしまった。

 

最後に

・「音の葉」ホームページからの抜粋と、

・音の葉に行った時の私の感想文をのせておく。

(感想文は音の葉のメルマガに寄稿したもの)

 

 

 

音の葉 Home Concert 息づかいさえ、音楽に

http://otonoha-concert.com/

 

◆音の葉とは?◆

毎日ご飯を作る。
食器を選んで盛り付ける。
味わって食べる。
布団を干して、部屋を片付ける。
庭の花を切ってきて飾る。
お茶とお菓子を楽しみながら友人とおしゃべりする。
暑い日には玄関前に水をまき、寒い日には甘酒を作って家族を待つ。

ごく普通の暮らしを大切にしたいと思ってます。

そしてそんな普通の暮らしの中にいつもある…
それが音の葉 Home Concertが目指す音楽です。

お茶やお菓子を片手に、演奏をお楽しみください。
そしてもちろん普段着のままおいでください。

もう一つ、音の葉 Home Concertが大切にしていることがあります。

この世の中で若い演奏家たちが演奏し続けることは本当に難しいことです。
それにもかかわらず
「演奏せずにはいられない」
「自分たちが一番と思う演奏をお客様にお届けしたい」
「演奏を喜んでくださる方とここで巡り逢えることが嬉しい!」と、
更に上を目指して努力する彼らの姿には気高さを感じます。

そんな若い演奏家たちと支えあい、共に悩み考えながら、
彼らが誇りを持って「自分たちが一番いい!」と思う演奏を
お届けする場を作っていくこと、
それが私たちが大切にしているもう一つのことです。

どうぞ音の葉 Home Concertに足をお運びください。
演奏家たちの呼吸までもが伝わる距離で、あなたのための演奏をお届けします。

音の葉 Home Concert 代表 ながはら ゆうこ

 

◆音の葉メルマガへの私の寄稿文◆

 

共働きで、中学生一人、小学生二人の男児の母。
週末はサッカー少年団の役員として、
試合か練習に付き添うサッカー三昧。
これが今の私の日常だ。

ある夏休みの朝、息子達は泊りで出かけていなかったので、
インタビュー記事を読んで気になっていたフルートの下払桐子さんの公開練習に
行ってみることにした。

「事前予約が必要」と書いてあったけれど、当日の朝なのでそれも無理。
お店に連絡してみたが、まだ誰もいなかった。
吉祥寺にある我が家から、クルミドコーヒーまでは45分はかかる。
「席がなかったら、どこかでお茶して帰ってくればいいや!」という気分で
出かけることにした。

到着したのは、公開練習が始まって少し経った頃。
店内は、案の定、満席で、階段の踊り場に椅子を置いてもらっての
無理やりに近い入場だった。(すみません!)

私の席からは、直接、演奏者を見ることはできない。

珈琲を飲みながら、踊り場にある本を読む。
合間に、気になったフレーズだけ公開練習を見に行く。
そんな”とりとめのない感じ”が、すごく心地良かった。

”クラッシックを聴きに行く”という行為は、
オシャレして、ヒールを履いて、電車に乗って
遠い街にあるコンサートホールに行かなければならないこと。
と思っていた。

その”工程”を考えるだけで眩暈がして、
クラシックから縁遠くなってしまっていた。
だからこそ、
そうではない、クラッシック音楽の楽しみ方が新鮮だった。

生音は、やっぱり違う。
喉が渇いていたんだな、と自覚した。
普段は、およそ”文化的なもの”と無縁な生活だから、
砂漠の中で見つけたオアシスの水のように
体の中に音が沁み渡った。

「朝、クラッシックの演奏を聴きに行く私」に
酔っている部分も多分にあるだろうけれど。
でも、それでもいいではないか!

たまに、こうして音楽を、生の音楽を聴きに来よう。
帰り道、心の中でそう繰り返し思った。
音の葉スタッフ

【大工の恰好で第九を歌う音の葉スタッフ】