おはようございます。
楢戸 ひかるです。
すっかり冬ですね。
皆さま、お風邪などひかれていませんか?
寒さ本格的になる折、どうぞご自愛下さいませ!
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今日もメルマガを発信できることに感謝して。
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【1】「ウォール街のランダム・ウォーカー」を再読する
【2】「ファンダメンタル」理論とは?
【3】「砂上の楼閣」理論とは?
【4】「で、私はどうするのか?」
【5】主婦er更新情報
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【1】】「ウォール街のランダム・ウォーカー」を再読する
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メルマガ第16回で「2015年夏の課題図書」として
あげていた
『ウォール街のランダム・ウォーカー
(バートン・マルキール著/日本経済新聞社刊)』を
再読してみた。
この本は、インデックス投資をしている人なら
誰もが知っているというレベルの有名な本らしい。
夏休みに一回読んだのだが、
その感想を書くヒマもないまま年末を迎えてしまった。
そこで、再読をして、覚書を書いておこうと思う。
「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読んで
一番心に響いたのは、株式投資の二大流派の話だ。
バートンさんいわく
「投資業界のプロたちは、次の二つの
いずれかのアプローチを用いてきた」と。
それは、
・「ファンダメンタル理論」と
・「砂上の楼閣理論」だ。
投資をする手法は、
ザックリ大別すると2種類あるというわけだ。
【2】「ファンダメンタル」理論とは?
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一つ目の、「ファンダメンタル」理論は、
「ファンダメンタル(本質)」という絶対的な
価値が存在すると考える学派。
この「本質的な価値」というものは、
現状分析と将来予測を注意深く行えば
推定できると主張する。
たとえば。
「将来、利益が出せそうな会社だけれど、
そのわりには株価が安く評価されている。
そういう会社の株式をコツコツ買っていく」みたいな投資法は、
この学派を前提とした考え方なのだろう。
この流派の第一人者は
ジョン・バー・ウィリアムズか
S・エリオット・ギルドだそうだ。
著作を読んでみようと思い、メモしておく。
【3】「砂上の楼閣」理論とは?
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もう一方の理論は、心理的要素を重要視する。
「これからお金が動くところはどこか?」に
いち早く気づき、一般の投資家が気づく前に
投資しておこうと考える学派。
たとえば。
「これから地震が来る可能性が高いから
防災用品の会社が儲かり、株価があがるだろう。
だったら、先にそこに投資しておこう」みたいな投資法は、
この学派を前提とした考え方なのだろう。
この流派の第一人者は、ケインズ(超・有名人じゃん!)で
『雇用、利子および貨幣の一般理論』という中で、
まるまる1章を割いて、そのことを書いているそうだ。
【4】で、私はどうするのか?
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上記の「二大流派」という考え方が頭に入ったことで、
今後、投資関係の本を読むのが楽になることだろう。
だって、あまりにも言っていることがマチマチで
混乱するばかりだったんだもの。
けれども、大きな枠組みができたことで、
命綱ができたというか、整理がしやすくなった。
「そこに立ち戻って考えれば良いのだ」と。
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おそらく、今後も私は投資関係の本は読み進めていくと思う。
でも、それは、あくまで「教養を深めるため」。
「私の投資法は、インデックス投資だ」という気持ちは
多分、変わらないだろうなぁーとも思った。
だって、あまりにも大変そうだもの。
他の流派での投資は!
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「また結論それかい!」と、読者の皆さまもそろそろ
飽きてきた頃だろう。
私も、「机上論」を書くのはそろそろ飽きてきました(爆)。
2回しか書いていないけれど、ね。
次回は、そろそろ実際に動いてみようか・・。
=続きは、次回=
【4】主婦er更新情報
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更新滞っており、すみません!
16年ぶりに、母校のOBオーケストラの演奏会に出演します。
弾くのはブラームスの交響曲第1番。
弾けば、弾くほど、ブラームスは素晴らしい。
想いは募りまくり。
けれど、全然、思ったようには弾けない。
そんな訳で、時間があれば、ビオラ練習の毎日です。
これぞ、究極の片思い??
演奏会は12月13日(日)です。