先週の金曜日、芳麗さんが

夕方、フラッと我が家に遊びに来てくれた。

フラッと遊びに来てくれる友達、大事！

「約束して、素敵なお店で会う」という交友も悪くないけど、

「フラッと友達が家に来る」というリラックスした感じの

交友が、私は一番好きです。

で。１００万年どーでもいい話題を話している中で。

旅先で、どんなメニューを選ぶか？　という話になり。

芳麗さんは、「絶対に、知らないものを選ぶ」そう。

私は、「何なのかが、わかるものを選ぶ」タイプです。

全然、違うな～と思った。

そして思ったのだ。「やっぱり、芳麗さんがいなかったら、

私は、マスコミ業界に、足を踏み入れてなかったな」と。

マスコミ業界って、どんなイメージですか？

私が、今、仕事をしているのも、マスコミ業界ではあるものの、

「マネー」と「教育」が軸なので、

取材相手は金融関係か教育関係なこともあり、堅実な感じです。

が、しかし。

私が最初に足を踏み入れたマスコミ業界は「女性誌」で、

多くの人がイメージする、ザ★マスコミ業界だったんです。

そんなジャングルのような業界でやっていく自信なんぞ１ミクロンもなく

３歩あるけば２歩分は弱音を吐きまくる、みたいな毎日でした。

そんな時、芳麗さんは、いつも笑い飛ばしてくれた。

「ぴかりんは、そう言いながらも、絶対に仕事したいんだって。

だから、がんばろう！」と。　詳しい話は、コチラ。

芳麗さんだって、駆け出しのライターであるという意味では

私と同じ立場なのに、何で、あんなに無意味に前向きだったんだろう？

それって、前述した「旅先で何を食べるか？」みたいな

根本的な性格によるところも大きいのでは？　と、思った。

「まーた、そういうこと言っている。わっ　はっ　はっ！」

みたいなノリで笑っている顔、出会った頃（28年前）と全く同じだわ！　と、

金曜日の夜、芳麗さんの顔を見ながら思った。

そんな夏の夜の思い出を書いておきたくなった。