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パリの「たから」でランチ ~パリ滞在記⑥~

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

篤子さんがパリに持っているお店は、3店舗。「たから」と「空海」と「たから抹茶バー」です。たからのHPは、コチラ。

月に1回くらいのペースで、篤子さんはパリのお店のスタッフに会いに行きます。そんなパリ行きに、同行しました。パリ滞在記①は、コチラから。

フランス人が客席にいる話

「たから」にしばらくいると、日本人スタッフは日本語が通じるので、ここがパリであることを忘れる。

篤子さんとフランス人
隣の席もフランス人

私の隣の席にも、フランス人、いた、あるよ。

銀たら定食に、身もだえる

「寿司」や「しゃぶしゃぶ」と美食続きで胃袋が疲れていたので、この日は、焼き魚定食をお願いした。

銀たら、おいしい!

この銀だら、めちゃくちゃ美味しかった! そして味噌汁が五臓六腑に染みわたる・・・。

あん肝おいし~!

あん肝ときんぴら。この絶妙な組み合わせに、やられます・・・。

パリの街を散歩 ~パリ滞在記⑤~

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

篤子さんがパリに持っているお店は、3店舗。「たから」と「空海」と「たから抹茶バー」です。たからのHPは、コチラ。

月に1回くらいのペースで、篤子さんはパリのお店のスタッフに会いに行きます。そんなパリ行きに、同行しました。パリ滞在記①は、コチラから。

ルーブル美術館近辺を散歩

慣れた足取りでパリを闊歩

突き当りがオペラ座

篤子さんのお店とアパートがあるエリアは、ルーブル美術館の近く。そして、オペラ座の近くでもあります。

リッツホテル

パリと言えば、リッツホテル。篤子さんは慣れたもんで、リッツの中を案内してくれました。

ドアをくぐると・・・。
ステーキな世界!
秘書さんからの電話に対応。

ホテルを歩いていたら、ドイツの会社の秘書さんから電話がかかってきた。まるで我が家のように、リッツの椅子に腰かけて対応する篤子さん。

撮影スポットたくさん
お土産屋さんをのぞいてみた。

アンジェリーナでケーキを購入

モンブランが有名な、アンジェリーナでスタッフさんに差し入れ用のケーキを購入。

ケーキの袋を手に
アンジェリーナといえば、マロンクリーム

コレ、「パリ土産」として、とっても人気があるんだってさ。

差し入れを食す。の図

「たから」に戻って、スタッフさんと一緒に

みんなでケーキを囲んで談笑

「たから」の寿司職人の中には、パリにパティシエ修行をするために来た方もいらっしゃる。そんな方が、サラッと作って出してくれたケーキ。

当たり前だけど、プロの味。

家業が飲食業って、何か色々なことが麻痺するのでは? と、感じる昼。ケーキ食べ放題が日常的って、すごいよねぇ。

パリの朝ご飯 ~パリ滞在記④~

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

篤子さんがパリに持っているお店は、3店舗。「たから」と「空海」と「たから抹茶バー」です。たからのHPは、コチラ。

月に1回くらいのペースで、篤子さんはパリのお店のスタッフに会いに行きます。そんなパリ行きに、同行しました。パリ滞在記①は、コチラから。

パリで住むように暮らす

フランクフルトに住んでいる篤子さんが、なぜ、パリにも店舗を構えたのか? そもそものきっかけは、「パリで住むように暮らす」という雑誌の特集だったそうです。

「(そうなったら)素敵じゃない?」が原動力の篤子さんは、パリで、「カフェオレを飲んで、クロワッサンを食べるみたいな生活をするって、素敵じゃない?」と思い、それができる世界を実現したのです。

・・・と、ここら辺の話を書くと長くなるので、それは書籍のお楽しみとして。

一日目は、POUL

我々は、パリの街に繰り出して、朝ごはんを食べることにしました。篤子さんのパリのアパートから、ものの5分ほど歩いたところにあるPOUL。

POUL店内

POULは、日本にも上陸しているから、ありがたみは薄いものの、やっぱりPOULは、おしゃれよねぇ。POULに初めて行った日の驚きは、今でも忘れない。(札幌でデビューした)

2日目は、ERIC KAYSER

ERIC KAYSERは、日本にあるかしら? メゾンカイザーは、新宿・伊勢丹にあったと記憶しておりますが。

店舗の前
店舗全景

実は、1日目のPOUL、店舗内も撮影したんだけど、写真が今ひとつだった。。リベンジとして、ERIC KAYSERでは、店舗写真を多めに撮ってみた。

店舗写真その1
店員さんも、心なしかおしゃれ。
サンドもたくさんあった。
窓際で外を見ながら食べる
カフェオレを飲む、篤子さん

この写真の篤子さん、少女のようね。

カフェオレは、人を少女にする。なんつって!

パリ「たから」で夕食 ~パリ滞在記③~

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

篤子さんがパリに持っているお店は、3店舗。「たから」と「空海」と「たから抹茶バー」です。たからのHPは、コチラ。

月に1回くらいのペースで、篤子さんはパリのお店のスタッフに会いに行きます。そんなパリ行きに、同行しました。パリ滞在記①は、コチラから。

パリセレブの台所

「たから」は、篤子さんのパリの3店舗の中で、中核を担う店です。創業は1958年、今の場所に移転したのが1963年。

伝統的な江戸前寿司をお目当てに、パリのセレブ達が集まるお店になっています。

「たから」の外観

おしゃれなフランス人で込み合う店内

「たから」は常に満席で、その人気は、「予約しておかないと入れない」というレベル。

おフランス人が店内で寛いでいる姿を見ると、何だかニッポン人として誇らしい気持ちになる。

店内の様子1
店内の様子2
店内の様子3

パリジェンヌを虜にしたお料理たち

篤子さんの「いつものカクテル」で乾杯して、「いつものお料理」が運ばれてきます。

乾杯!
海鮮酢の物盛り合わせ
前菜3点盛り

あん肝、昆布の煮つけ、筑前煮。

握り盛り合わせ
巻物で〆る

パリ「しゃぶしゃぶ空海」でランチ ~パリ滞在記②~

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

篤子さんがパリに持っているお店は、3店舗。「たから」と「空海」と「たから抹茶バー」です。たからのHPは、コチラ。

月に1回くらいのペースで、篤子さんはパリのお店のスタッフに会いに行きます。そんなパリ行きに、同行しました。パリ滞在記①は、コチラから。

パリ到着をシャンパンで祝う

フランクフルトから新幹線に乗って4時間。パリに到着後、地下鉄に乗って、移動します。

3店舗とも、パリのオペラ座やルーブル美術があるエリアにあります。

毎回、お店に到着すると、スタッフさんと一緒にシャンパンで乾杯するそう。

みんなでかんぱーい!

空海の店内の様子

空海に足を一歩踏み入れると、和食店の匂いがして、ものすごくホッとした。

ドイツのお店でも和食は扱っているけれど、パティスリーですからね。。。

ザ★日本という店内、ホッとします。

浮世絵が飾られた店内

浮世絵と、和紙、木目調の壁…。パリのど真ん中に、突然現れる和空間が不思議な感じ~。

店内にて

しゃぶしゃぶって、SHABOU SHABOU と書くのね。後ろに、SHABOU SHABOU KOOKAIって書いてある。

店内で、ぼーっと佇む社長。

パリのお店の責任者は、山ちゃん

パリで勝負する刺身

三つ星レストランが居並ぶパリで勝負できる、日本の刺身って、どんな味だと思いますか? そんじょそこらのレベルではなかったよ。超・高いクオリティ。

しゃぶしゃぶスタートにはしゃぐ社長

お造りが食べ終わったら、しゃぶしゃぶ、スタート!

お野菜たっぷりで、心も身体も癒された。

山ちゃんスマイル!

あつこさんが35年一緒に仕事をしている山越さん。あつこさんが、「山ちゃん、山ちゃん」と呼んでいるので、私も山ちゃんと呼ばせて頂いています。

一流の職人さんです。

パリへ移動 ~パリ滞在記①~

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

昨日は、無断欠席、失礼しました。只今、パリに来ています。それは、なぜか?

篤子さんは、パリにある「たから」と「空海」と「たから抹茶バー」3店舗の社長でもあるからです。たからのHPは、コチラ。

パリのお店の様子伺いに同行しました。

パリに新幹線で移動

フランクフルトとパリは、新幹線で4時間の距離です。飛行機だと1時間くらいだそうですが、パリのシャルルドゴール空港は、パリ市内と1時間くらい離れているのよね。。。

そんな訳で、電車で移動します。篤子さんは社長さんだから!? グリーン車です。1号車と2号車がグリーン車だそう。

ドイツの新幹線
車内は、こんな感じ。

ドイツといえば、プレッツェル

プレッツェルを持って、パチリ!

ドイツといえば、プレッツェルということで、遅ればせながら食べてみた。篤子さんは、シンプルなやつ。

私は、バターの入ったタイプをチョイス。

あなたのお茶

ドイツで「缶の日本茶」といえば、「あなたのお茶」。

「お~い、お茶」ではないのね。。。ちなみに、サングリアさんの商品です。

プレッツェルって、日本で言えば、お煎餅みたいなもんかなぁ。茶しばいてぇ、プレッツェルを食べている間にパリに到着!

午後1時 パリの東駅に到着!

フランクフルトの世界規模の見本市(メッセ)

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

フランクフルトは世界的な空港拠点。ゆえに、世界規模の見本市が開かれています。篤子さんが、食器や雑貨関連の見本市に行くのに同行しました。

世界各地から、食器や雑貨が集結!

ドイツの地下鉄初体験

個人的に、ドイツの地下鉄に初めて乗れたのが嬉しかったなり。

3つ地下鉄に乗る

篤子さんの家は、「Dom/Romen」。 メッセ会場は、まんまFesthalle/Messe」。3駅です。

地下鉄の中は、カラフルです。

オレンジと黄色が使われた店内

Yup! と シュパット

まきまきが営業している飯守市場では、日本の雑貨も置いている。そこで扱う雑貨たちとの出会いがありました。

Yup!

下記は、日本の雑貨メーカーさんが扱う食べ物をモチーフにしたボーチのシリーズ。世界の問屋さんから大人気で、次から次へと、お客さんが入り乱れていた。

これ、全部ポーチ
ケーキをモチーフにしたポーチも大人気。

日本人が頑張っていると、嬉しいもんです。ブランドのロゴは、こちら。

「そだね!」みたいなスラングらしい。

シュパット

シュパットは、ご存じですか? 日本でも大人気のエコバック。文字通り、シュパッ! っという勢いで、広げられるのです。

生活雑貨が好きな人は、チェック済のアイテムだと思う。

シュパットの開発者の方がいらっしゃいましたので、一緒に撮影してもらいました。

赤いセーターの女性です

今、シュパット人気は凄いから、「私、シュパットの開発者です!」とブイブイ言ったっても良かろうに、全く、そんなそぶりはなく、控え目。

そーゆー人に成功の女神は、微笑むのねー。

日本食器、頑張ってます!

東濃TONOさん

TONOさんは、海外の日本食店向けの「軽いけれど、高見えする食器」のメーカーさん。ちゃんと陶器なんだけど、軽い。

篤子さんとTONOさんのスタッフさん

日本の雑貨通り

看板が「グレー+白」がズラッと並ぶ、この通りに出店しているのは、日本のメーカーさん。

日本メーカーも頑張っていたよ。

「世界的な見本市」で出品されている日本製品は、純・日本的。これって、よく考えれば当たり前なのかもしれないが、「日本とは、何ぞや?」を考えてみるきっかけになりました。

メッセ会場全景

メッセ会場は、こんな感じ。広すぎて、全体像はわかりませんでした。(おいっ!)

建物の色使いが外国っぽいね。

「IIMORIのケーキは、世界一」と、声をかけられる

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

道行く人に突然、声を掛けられた!

私服がド派手な篤子さん

ある日、日課であるスポーツクラブに行く道中、全身、金ぴかの自己肯定感高そうな女性に、篤子さんが声をかけられていた。曰く。

「iimoriのケーキは、世界一。 iimoriは、世界一、素敵なカフェ! ありがとう!って、言いたかったの

全身全霊の賛辞、すげーーー!

篤子さんは、「うちのお店が好きなお客さんは、あんな感じの方が多いの」とおっしゃっていた。

IIMORI PÂTISSERIE のHPは、コチラ。

ある朝、頑張って、開店直前の店内を撮ったので、最後にのせておきます。

その心としては、「お客様がいない時に、店内のインテリアを撮影する」というものだったのだが、そう考えるのは、素人考えだったと思い知る出来事がありました。

お客様が、お店を作る

日曜日、遠出をした時のこと。自宅に帰り着く前に、一服しようとお店に寄ると、閉店直前のせいか、いつもよりは人が少ない。

そんな店内の様子は、こちら。

この方、お客さんです

「お客さんが好きにピアノを弾いて下さい」というスタイルのピアノ。このお兄さんは、もちろん、お客様です。

自分でワインをオーダーして、ピアノを弾いるのだが、この方の選曲や弾き方が、お店とピッタリマッチしているんだわ~。

その他にも家族連れや、友達同士が、思い思いのスタイルで寛いでいる。

お客さん同士は知り合いでも何でもないのに、お店全体が一枚の絵のように感じた。

お店というのは、お客さまがいてこそ、「完成」なんだなと思う。

インテリアの組み合わせが絶妙

店内のインテリア紹介に入ります!

こちらは、奥の間的なスペース。

ポットのランプ

照明がポットだったり、遊び心が、ふんだんに詰まっている。

何をどう考えると、この風景を作れるのか? 絶妙な組み合わせのインテリア。

奥の間から、路面に面しているエリアを見ると、こんな感じ。

奥の間は、すごく落ち着く
道路に面している部分は、こんな感じ。

絶妙な組み合わせすぎて、草。(他の言い方ないのか? 疑惑)

メニュー表も手書き

メニュー表も、篤子さんの手書き。こうして写真で見ると、照明器具が、いちいち、インパクトあるね。。

奥様には、花束を!

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

ダムさんのお友達、花束を持参する

ダムさんが、よくお友達を家に招くという話は、以前書いたが、再び、別のお友達がいらっしゃっていました。

今回のお友達は、花束持参。キャッ! 素敵!!!

寒いドイツの冬にビタミンカラーが映える

平日に男性が自宅で夕飯を作り合う。そして、お話をする。

ドイツのそんなカルチャーだけでもウットリなのに、お土産が、奥様への花束ですよ!

どーですか!!(私がドヤ顔をして、どうする!)

メンズの友情を激写

肉焼きエリアでは、男子が肉を焼いていた。カメラを向けたら、こんなポーズをとってくれました~。

ダムさん、フォトジェニックよね
篤子さん、料理中

今日は篤子さんが、ちゃちゃっと、お料理していました。

数分で並んだ品々。あいかわらず、どれも激うま。とりわけジャガイモ料理がおいしい印象です。

右から二皿目のジャガイモがおいしかった。

私は、会食の際は、ノンアルビールをシャンパングラスで頂いています。

ドイツのノンアルビール、まーじーで、おいしいわ!!!

私がアルコールOKの身体だったら、ビール(アルコールいり)の飲み比べなど、楽しみかたがもっと広がったかもと思うと、少しだけ残念。

篤子さんちの猫詣出

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

メンズ4名ご訪問

篤子さんは色々な人に慕われているが、とりわけ舎弟系(だから男性)のご訪問が多い気がする。

舎弟がいっぱいいる篤子さん

この4名の男性たちは、パリから1名、リヨンから1名、日本から2名。フランクフルトの見本市にやってきた帰り道、「ちょっと寄らせて下さい」とワインの乾杯だけにいらしていた。

チュール持参

手土産は、猫が大好きなチュールです。

チュール持参で猫詣出

ちなみに、見本市で販売されていたのは鉄瓶。右上の猫ちゃんは、鉄でできた手ごたえずっしの素敵な代物でした。

デレデレのねこちゃん

デレデレなのは、猫なのか、人間なのか、不明である。の図。

ここまでされたら、次回も、必ずやお越しのことでしょう。

ドイツでの朝ごはん 第3週(1月27日~2月2日)

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

iimoriの朝ご飯

iimoriには、「モーニングプレート」というのがあります。ある朝、ふと思いたって、篤子さんの家の階下にあるお店に一人で行き、モーニングを食べてきました。

すんごい量!

見ての通り、新鮮なフルーツや果物、そしてチーズやハムがふんだんに盛り合わせてあって、「量、すんごくないですか!」

「撮影って言われたから、奮発してみた!」と、スタッフさん。

かわいいよね、そういう発想が。シェフィンのお店で働いている人は、みんな、「のびのびと朗らかに自分を生きている」。これは、特筆すべきことであ~る。

自分の店で朝食を食べるシェフィン

一人では全く食べきれないから、シェフィンにSOS! 一緒に食べることにしたんだけれど、朝は、業務連絡が各所から入るのか、電話しまくりーたでごわした。

下からバゲットをとってくる生活

この日は、パンがなくて、「下のお店からバゲットをとってきた」という朝。

バケットが激うま!

このバゲットの激うまさ具合は、「私が人生で食べたバゲットの中で最もおいしい」と言いたい。

これを食べさせるために、私の帰国に合わせて、(バゲット大好きで、一人暮らしをしている)長男に対して、「バケット渡したいから、吉祥寺の家に帰宅しない?」と誘うレベル。

篤子さんが絞ってくれるフルーツジュース最高!

今週は、この二つの朝ごはんに目が奪われた! という週でした。

ごちそうさまでした!

オペラ座に行く

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

クラシック音楽好きにとって、ドイツはたまりません。篤子さんの家から徒歩圏内のオペラ座に行った様子をお届けします。

保護者、篤子さん⇒みおうちゃんに、バトンタッチ!

みおうちゃんは、学習院オーケストラの時の後輩ちゃん。学年も楽器も違うけれども、何だか気があって、仲良くさせてもらっています。

今回、フランクフルトに来るにあたり、みおうちゃんに連絡してみました。みおうちゃんは、旦那さまの仕事の関係でフランクフルトに20年住んでいるからです。

みおうちゃんが、iimoriまで迎えにきてくれて、保護者をバトンタッチ!

左が篤子さん、右がみおうちゃん

オペラ座に足を踏み入れる

冒頭の写真もそうだけど、建物の作りそのものも、「ザ★本物」という感じ。そこでクラシック音楽を聴くということだけで、あがるぅ。

みおうちゃんと二人で
館内は、こんな感じ

庄司紗矢香さんのヴァイオリンコンチェルト

演目は、庄司紗矢香さんのシューマンのヴァイオリンコンチェルトを軸に、シューマンの交響曲とコダーイ。

庄司紗矢香さん
コンサートホールは、こんな感じ。

オーケストラは、ヘッセン州立の管弦楽団。日本でいえば、都響(東京都交響楽団)といったところだろうか。

このオーケストラ、ものすごく、いい仕事をしていた。

この場合の、「いい仕事」」とは、穏やかさ、まろやかさ。

私が聴くのは、CDを収録するレベルのオーケストラで、その音を聞きなれている耳には、いい意味で、エッジが聴いていなくって。

それだけ、「日常の中に音楽がある」ということなんだと思う。

このオーケストラの演奏を徒歩圏内で聴けるなんて!!! それだけで、ドイツ移住を真剣に検討するレベルで最高でした。

こんなおばあちゃんになりたい!

人生で初めてヨーロッパに足を踏み入れたのは20歳だったと思うが、その時も感じた、「日常生活の中に、クラシックがある風景」、今回も健在で、とても感激した。

赤い眼鏡がかわいいね!

みおうちゃんとフォーのお店に行ったよ。

「オペラ座に行けるといいなぁ」と漠然と思っていた私を、オペラ座に連れて行ってくれた、みおうちゃん、どうもありがとう!

シェフィン、ケータリングをチェックする

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

iimoriは、ケータリングもしています。ケータリングのお料理の出発前、シェフィンが最終チェックをしている様子をお届けします。

お誕生日会30人分

美味しそう!
プチフールが届いて、完成!

だし巻き卵は人気メニュー

日本人が思っているよりも、だし巻き卵って人気みたい。シェフィン自ら、巻きすを使って卵焼きを作ります。

シェフィン自ら、だし巻き卵を作る
こんなふうに並べて。

袋に詰めて、さぁ、出発だ!

子どもたち(お料理)を、シェフィン自ら袋に詰める。

シェフィンは愛を届ける料理人。今日も、人を幸せにするお料理たちが、シェフィンのもとを旅立ちました!

ワインの夕べ ~飯守篤子の料理を食す~

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

今回は、ワイン愛好家のraffaele fazioさんが主催されている「ワインと篤子さんのお料理を楽しむ会」をご紹介します。

ワインを語る

ワインを持ってお話されている男性が、raffaele fazioさん。彼は、ワイン選びとお客様の集客を担当しています。彼の丁寧な説明に、「ワインへの愛」を感じました。

ピクニックバスケット

さて。

いよいよお料理の登場です。一皿目は、黒塗りの籠に入ったお菓子たち。ちなみに、これで二人前です。

籠を開くって、ワクワクする!
マカロンとフォアグラ

このマカロンは、普通の「お菓子のマカロン」です。甘いマカロンに、フォアグラとブルーベリーという組み合わせのハーモニーに、しょっぱなからノックアウトされた!

マカロンとゴルゴンゾーラ

こちらは、マカロンとゴルゴンゾーラ。マカロンの甘さと、ゴルゴンゾーラの塩みがめちゃ、合う!

メレンゲと西京みそ

メレンゲ(もちろん甘いお菓子)と、西京みそ。こんな組み合わせ、考えつくもんなの!?

これ、すごかった!

「クリームチーズ+パイナップル、それにシナモンのクリスピー。そして、心からのハート」という食べ物。

これも、「口の中にいる瞬間」を計算し尽しているんだろうなぁ、と推察される。

篤子さんがモカロールのバタークリームが溶ける瞬間について語った回は、コチラ。

王道の江戸前寿司握り

ドドーンと寿司

そして、寿司が登場! このにぎりも、篤子さんが握ったそう。

篤子さんが一人で25人分をお料理を仕上げていくという会。構想も含め準備する時間は、約半日だそう。

この日の午前中は、リビングでアリーチェとおもちゃで遊んでいたよ! アリーチェの話は、コチラ。

どんだけ、余裕あるのよ????

プールでの篤子さんは、こんな感じ

篤子さんと一緒に過ごす多くの時間を、「一緒にスポーツクラブに行って取材という名のおしゃべり」をしている私は、篤子さんの「天才的な料理人」という側面に触れて、びっくりした、あるよ。

ジャパニーズ タパス

私が、「ザ★料理人篤子さん」に驚いている間にも、じゃんじゃん料理を作っている。

クリームを絞り袋にいれて、出す。
作っていたのは、このプレート

絞り出していたのは、「なす」の両脇にあるクリーム。カシューナッツとピーナッツのクリームだそうです。

このプレートも、手が込んでいることはもちろん、「過不足なく計算されつくされた味」なんですよ。。。

これ、たこ焼き。

たこやき with イカゲソのネギしょうがあえ。

篤子さん曰く、「たこ焼きを、盛り上げてくれるのはイカなの! タコで統一しないのは、イカゲソの方が味が出るから」とのご見解です。

プレートアゲイン

再度、プレートの写真でお料理を確認してみましょう。たこ焼き起点に時計回りで紹介します。

だし巻き卵に豆腐大根おろしといくら/焼きナスのゆずポン酢漬け/カシューナッツとピーナッツのクリーム/エビフライわさびマヨネーズ/ドライトマト

和牛のしゃぶしゃぶ

〆は、和牛のしゃぶしゃぶです。

薄~い和牛は、高級品の証。

raffaele fazioさんが、「和牛だよ~!」と、見せに来てくれた。

スタンバイしている鍋が、次々に運びこまれる。

しゃぶしゃぶ風景、写真撮り忘れました。すいません!

パティシエだからデザートを張り切っちゃう

満腹のお腹で篤子さんの様子を見に行くと、こんなお皿ができあがっていた。

いろんなお菓子が並ぶ。

「私、パティシエだから、デザート、張り切っちゃうのよね~」と、篤子さん。その様子からは、「お料理をするのが、楽しくて仕方ない!」というエネルギーが伝わってくる。

カメラを向けると、必ず変顔。

カメラを向けると、必ず変顔をするの、止めてもらえないかなぁ? 取材妨害です!!

でも、「ちゃんとした顔」だけだと、記事の仕上がりは、「素敵なドイツマダム」以上って感じになってしまう。

だから、「篤子さんらしさ」を伝えるためには、「変顔もアリなのかも?」と思う今日この頃であります。

ゆずのアイスクリーム 四つ葉のクローバのっけ

上記の「ゆずのアイスクリーム」、美味しかった! 上にのっているのは、マジパンにエアブラシを使って緑色をつけた四つ葉のクローバー。ドイツでは、新年のご挨拶のモチーフの一つが、四つ葉のクローバーだそうです。

フィニッシュのお菓子は、こちら。お茶を飲みながら、頂きます。

【上の段】
白のチョコ:ローズマリーのチョコレート/黒のチョコ:日本酒とベルガモットのチョコレート/マジパンで作った馬蹄(これも新年を祝うアイテムだそうです)

【下の段】
ゴマとグランマニエ(オレンジリキュール)のチュイリー/カカオ分75%のブラックチョコレートとアーモンドキャラメルがけ

「食べるだけ食べた胃を、食後のエスプレッソで締める。それに合うチョコレートは、カカオ分75%の濃いチョコレートなの」と、篤子さん。

想像を絶するレベルで考え抜かれているんだろうね。ちなみに、篤子さんの親戚の方がウィーンで経営しているお店は、ミシュランをとったそう。

篤子さんの日々生活は、「にっぽんの庶民」であるワタクシの想定内の外で営まれているのであります。

この会の参加費は、ワインも含め130ユーロ。(約2万円)

1食に2万円をかける方々は、どんな方々かというと・・・。こんな感じです。

美食家の方が集う

手前の男性は犬連れだった

この手前の男性の奥様は小麦粉アレルギーだそうで、1皿だけすべてグルテンフリーで別のメニューを作ったそうです。。。

このワインの夕べは何回も開催されているが、二度と同じものは作らないそう。毎回、毎回、違うメニューを考え、それを一人で25人分作り上げるシェフィン! 天才すぎるだろ! 

おまけ 看板娘二人

今回はコース料理だったので、「ちょっと参加をして写真を撮る」ということができなかった。

ドイツ人の中で、ドイツ語ができない私が寂しくないようにと、私のお相手をして下さったのは、篤子さんのシェアチャイルドのまきまき

はい、ポーズ!

アリーチェは、お客様の人気者。これぞ、看板娘よね~。

ずーっと、このテーブルにいたよ(笑)。

永住許可、おめでとう!!

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

篤子さんのシェアチャイルドの「まきまき」と、「まきまき」の娘の「アリーチェ」のドイツ永住許可がとれました。そんなお祝いの日の朝ごはんの様子です。

まきまきとアリーチェと。

シェアチャイルド まきまき

まきまきは、篤子さんの従兄の娘さんなので、少し遠めの姪御さん!?といったところだろうか?

まきまき曰く「ドイツに初めて足を踏み入れた時(15歳)に、私が、いるべきところは、ここだ!」と。

15歳以後は、まきまきは学校が休みのたびにドイツに滞在し、大学卒業後はドイツに移住。今は、篤子さんのビジネスを手伝っている。

まきまきは、シェアチャイルドなの」、と篤子さん。

篤子さんの言うところの、「シェアチャイルド」。「これについては、一冊の本にしたい」と言うほどに、篤子さんは語りたいことがあるそうなので、別の機会に譲ろう。

篤子さんを「オーマ!」と呼ぶアリーチェ

飯守家では、祖母のことを、「おーま!」と呼ぶ文化がある。「おーま!」が何の略なのかはわからないが、祖母を表す単語であることを、私ですら理解している。(追記:オーマは、ドイツ語で『おばあちゃん』という単語だそうです)

アリーチェ、ぬいぐるみにジュースを飲ます。の図

アリーチェは、まきまきの娘さん。

まきまきとアリーチェは、篤子さんの住居の上の階に住んでいる。ゆえに、篤子さんの家は、「祖母の家に、娘と孫が頻繁に訪れている」という状態になっている。

子供が持つエネルギーは、すごい。一瞬にして、空気感が変わるもの。

私は3人とも男の子だったから、「女の子」という生き物を興味深く眺めている。控え目にいって、とっても、かわいい!!

ドイツの永住権を獲得

そんな二人が、ドイツの永住権を獲得したそうだ。

篤子さん曰く、「世界広しといえども、外国人に永住権を与えるのはドイツだけ。他の国は、『永住権という名の10年ビザ』なのよ。ドイツの場合は、永住権がとれれば、永遠に外国人局に行かなくていいんだから!」と。

外国人局!? 日本は、どこにあるんだろう? 

そんなことすら知らない私にとって、「外国に移住する」ということは、とても遠い話だけれど、外国で何年も就労しながら生活している人にとって、永住権が、どれほどの安心感をもたらすか、については想像はできる。

おめでとう!!!!

美術館に併設するカフェでお祝い

お祝いの朝食を食べたのは、篤子さんの家の3件ほど先にある美術館。に併設されているカフェ。

何てことはないお店だが、色使いが外国っぽい(当たり前)
うすい台形みたいな形の店内

結構な人気店で、いつも行列ができているそう。この日は小雨が降っていたので、お店に入れたのだとか。

もりもりのパンケーキ。普通においしかった。

シェフィンのお寿司教室

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

日本が誇る寿司文化を、ドイツ人が体験します。今日は、シェフィンのお寿司教室の様子をお届けしましょう。

シェフィンの名実演に、拍手喝采!

丁寧な事前準備

今日のお寿司教室は、午後6時スタート。

5時50分、お客様をお迎えする直前の教室風景を撮影しました!

ネタを黒塗りの箱に入れて

サーモンやマグロはもちろん、あぼがどやシーチキン、とびっこなど、「SUSHI」のイメージの具が並びます。

お客様をお迎えする直前の店内
和洋折衷のテーブルコーデ

上記の写真、よ~くみると「醤油瓶」がある。洋風コーデに醤油瓶って、異彩を放つと思うのは、私だけですか? 

シェフィン、目線がおかしいです!

従業員と一緒に準備をするシェフィン。カメラを向けると、すぐに変顔をする。シェフィンの性格を、一言でいうなら、志村けん。だって、上記って・・・

「アイーン!!」だよね。。。

シェフィンの実演スタート

寿司飯が運び込まれる

職人さんの手により、大きな寿司桶に、寿司飯が運び込まれる。

いよいよ、シェフィンの寿司教室の実演がスタートです!

ドイツ語をペラペラと操り、お客様をドッと沸かせながら、寿司の作り方を説明するシェフィン。恰好いいっす!!

シェフィンの実演開始

それにしても、どこの国のおじさんも、話を聞く時に腕を組むのね。。。「アミューズメントの寿司の実演」を、聞いているだけなのに(笑)

前菜エリア

実演が始まる前に、軽く乾杯をして、その時につまむ用の前菜。たこ焼きもあるよ。

この日、わざわざシェフィンに、「たこ焼き」を持ってきて、「この中に入っているものは、何だ!?」と、尋問しているドイツおじさんがいた。挙句・・・。

俺はタコなんて、食べられない!! と、絶叫。

「タコを食べるのは日本人くらいだ」という話を、聞いたことがあったが。

「タコを食べて、激高しているドイツ人」を目撃させて頂くと、そういった話が腑に落ちるってもんです。

ドイツ人の寿司体験

そんな彼らが、いよいよ、寿司を作成していくー♪

ドイツ人の寿司づくり

フランクフルトは金融の街。今回の会は、そこで仕事をする高学歴な方々が交流を深めていたらしい。この人たち、エリートざんす。言われてみれば、賢そうな顔をしている。

惜しい! 寿司ロール

そいでもって、ドイツ人が作成してた寿司。破綻してるけど、大丈夫そ?

自分の作った寿司を食べるドイツ人エリート

名刺交換なども、じゃんじゃんしていた。きっと将来、「iimoriの寿司教室で一緒だった〇〇です」みたいな感じで、仕事案件を推進する人もいるであろう。

これぞ、同じ釜の飯を食べた中。おー、素晴らしいね!

おまけ


別室で踊るシェフィン

ドイツ人おじさんたちが親睦を深めている中、別室で踊るシェフィン。(深い意味はありません)

ドイツでの朝ごはん 第2週(1月19日~1月26日)

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

ドイツでの私の家事事情

猫に囲まれながら朝ごはんの準備

篤子さんの家にいると、「全く家事をしない」ということも可能なんだけれど、それだと体調崩す。。。

「適度な家事」は、自分のペースを整えるために必要みたい。

そんな訳で朝ごはんは、自分で作っています。と、いっても、篤子さんの家の冷蔵庫を開けて「あるもの」を並べているだけだけどね。

第2週 (1月19日~1月26日)朝ごはん

第9日目 1月19日(金)

紫キャベツのサラダ/シーチキンとパクチーのサラダ/マンゴーのキムチサラダ/チーズ/トースト(たらことクリームチーズを添えて)/珈琲

第10日目 1月20日(土)

人参のサラダ/紫キャベツのサラダ/シーチキンとパクチーのサラダ/カマンベールチーズ/おでん/白米/白湯

第11日目 1月21日(日)

グリーンサラダ/たらこのオムレツ/トースト/珈琲/ぶどう

第12日目 1月22日(月)

紫キャベツのサラダ/リンゴとゆずのサラダ/ドライトマトのサラダ/牛ほほにくの煮込み/ひよこまめのディップ、フランスパンを添えて/お茶

第13日目 1月23日(火)

リンゴとゆずのサラダ/鮭/紫キャベツのサラダ/マンゴーのキムチサラダ/たんドリーチキンのズッキーニ添え/ひよこ豆のディップ&オリーブ/米/お茶

第14日目 1月24日(木)

牛ほほ肉の煮込み/鮭/マンゴーのキムチサラダ/リンゴとゆずのサラダ/寿司ロール/春巻き/えだまめ/ひよこ豆のディップ&オリーブ

第15日目 1月25日(金)

えびの何か。/じゃがいもグラタン/マッシュルーム/卵とじ/中華サラダ/たんドリーチキン/白米/お茶/プティフルール/みかん

ごちそうさまでした! 

シェフィン「モカロール」を語る

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

「モカロール」について質問してみた

モカロール

敢えてインスタートコーヒーを使う理由

ー このケーキのポイントは?

バタークリームの好きな人が楽しめるケーキ。ネスカフェのインスタントコーヒーの香りがポイントなの。

ー インスタントコーヒー!?

そうよ。ケーキ生地には、うちで淹れたエスプレッソを使っているけれど、バタークリームの香りづけには、インスタントコーヒーを敢えて使うの。

「ネスカフェのインスタントコーヒー」という商品は、ネスカフェ社が全精力を傾けて「珈琲の香りを粉に閉じ込める」ということをやっている訳でしょ? 

それを使わない手はない。

(バタークリームの材料である)バターや卵の中に入った時に、インスタントコーヒーの方が強く香りを主張してくれる。

強く香りを主張してくれるから、バターのフィットな香りの中にあっても、負けないの。お客様には、その香りを楽しんで欲しいの。

食べて7秒が勝負

バタークリームについては、もう一つ。「口にいれた時の溶ける速度」を大切にしている。

バタークリームって、めちゃめちゃカロリーが高い。

成人女性が一日にとってOKなカロリーが2000カロリーだとしたら、その人にとっては、「1食分のカロリーを費やしてでも食べたいケーキ」でしょ?

だからこそ、舌の上で溶ける速度が重要なの。溶ける速度が10秒かかってしまったら、としたら、もう胃袋に行ってしまっている。

胃袋では味わうことができないから、遅いの。舌にあるうちに溶けないと。

(人間の体温である)36度~37度で、何秒後にバターが溶け始めるのか? ベストな瞬間を狙って、バターや卵の配分を考えたりするのが、私、超・大好きなの!

iimoriパティスリーのケーキたち

朝一、ショーケースにケーキが並ぶ

シェフィンからは、「好きな時に、(住居の)下のカフェで好きなもん食べていいから。全部、無料よ」と、言われている。

だが、しかし。

まーじーで、気をつけないと、太ってしまうよなぁと自重している今日この頃です。

ドイツ男子の遊び方

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

平日の夜、バルコニーで友達と一緒に肉を焼くダムさん

自宅バルコニーにある、「肉焼き専用」のグリル

シェフィンの旦那様であるミヒャエルさん(ダムさん)は、ハーバード大学に留学経験のあるお医者様。必然的に、お友達はお医者様が多い。

私がドイツに来て2週間が経つが、ダムさんが「自宅遊び」をしているのを、既に3回、目撃している。(2回はご自宅、1回は相手のおうち)

日本人男性は、「平日の夜、友達と自宅で遊ぶ」って、あんまりないよね。。

何なら、休日ですら「自分の家で友達と遊ぶ」という習慣がある男性は少ないと思う。どうだろうか? 

ダムさんは、結構な頻度で、「自宅で一料理を作って一緒に食べる」という遊び方をしている。

これが、ドイツ男子の遊び方なのかしら?

ダムさん作のグラタン

ダムさんは、「今日は、僕がジャガイモのグラタンを作る」と、張り切っていたそう。シェフィンはジャガイモを買って台所に置いて、私と一緒にフィットネスにでかけた。

帰ってきたら、グラタンがオーブンの中にいた、あるよ。

右:ダムさん作 ジャガイモのグラタン

左はシェフィン作の「エビの何か。」だったが。

この日は、基本的にダムさんベースで、お料理づくりが進行されていた。

瞬殺で「パーティー料理」を作ってくれる妻がいるのに、自分でジャガイモグラタン作って、友達をもてなす・・・。

ザ★男の手料理。ダムさん、渋いな。。。

かんぱぁ~い!

料理が完成して、ダムさん&友達(ともに医者)と乾杯をするワタクシ。

高級チョコと猫とワイン

ダムさんの傍らで猫とたわむれるシェフィン。このチョコ、超・高級なんだって! 

そーですよね。。。パティスリーのマダムにお菓子持っていくって、ハードル高いよね。

ちなみに私は、鳩サブレの缶をお土産に持ってきました。

iimoriパティシエーで打ち合わせ

ドイツとフランスで事業をされている飯守篤子さんの本を書かせて頂くことになりました。取材のために、ドイツに1か月滞在します。そんな日々の覚書。

シェフィンと打ち合わせ

iimoriパティシエー店内の様子

ドイツに到着してから今日で2週間。滞在予定は1か月なので、折り返し地点となりました。

本のイメージが見えてきて、シェフィンに、「本の方向性、打ち合わせしたいんですけど」と、お願いしました。

「ほいほい、オッケー!」

シェフィン、何でもオッケーなんだよね。。。。

私が書いているブログだけで伝わらないのは、シェフィンのライトな軽さ(頭痛が痛いって感じよね、コレ)。

シェフィンが従業員の方に「冷蔵庫の電源消したか、確認して」と依頼されていたという話を以前書いたけれど、「その軽さ、どんだけ?」と、いつも思う。

ワタクシ、長年、色々な方を取材して参りましたが、私の中では、「ステージが高い人ほど、エバらない」という法則がある。

ステージとは、人格的な話はもちろんだが、社会的なステージもおのずとついてくる。

ステージが高い人ほど、「この人に、何を言っても大丈夫!」という空気感を醸し出しているのです。これ、世の真実! 

窓からの光が降り注ぐ店内

シェフィンの絵心

店内に飾られている絵は、シェフィンが描いたものです。モデルは、歴代の飼い猫ちゃん。

かわいいドレスを着せた猫

左端の猫ちゃんの妹ちゃんが、現在の飼い猫の最長老。下記の写真の真ん中にいる猫ちゃんです。

「篤子さんのお家」より抜粋

私に懐いてくれている「ごろ助(上記写真右端)」は、下記の絵ではダンスをしています。

左端の絵が「ごろ助」くん

ちなみに、シェフィンの実のお父様は、清水建設のロゴデザインなどを手がけられた著名なデザイナーさんです。

シェフィンの絵の上手さは、「絵心ある」というレベルじゃないのかもねぇ。。。

ちなみに叔父さん(実父の弟)は、飯守泰次郎先生です。どんだけ芸術一家なの!? 

シェフィンのセルフィー